智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

洗濯洗剤に酔う

2014年02月28日 | 日記
新聞社からサービス提供された洗剤が切れ、洗剤を買いに行きました。

数ある中から、L社のブルー・ダイヤを選び、6箱購入しました。


洗剤を洗濯機に投入し、ニオイが沸き立ち、しばらくすると頭痛が始まり・・・・

・・・くらくらするではありませんか・・・・

窓を開け、換気扇を回し、洗面所を閉鎖して、しばらくしてから入室しました。

花粉対策で部屋干しをすると、臭いが充満しました・・・耐えられません。


翌日は、予め窓も開け、換気扇も回し、息を止めて洗剤を投入し、

濯ぎ回数を増やし、臭いの成分がなるべく消えるようにしました。


朝日新聞で、以前取り上げられていたのですが、

洗剤の香りを各社が競って強化し、臭いが苦手な人は気分が悪くなる旨。

元々、私はお酒は全くだめで、デパートの化粧品売り場の臭いで頭痛がして、

石油会社の研究所やガソリンスタンド研修でも、石油系の揮発性の臭いにアウトでしたので、

洗剤に含まれる成分の中でも「エーテル」がだめなのだろう、と見当をつけ、

再度、そのお店で、じっくり成分表を眺め、臭いをかぎながら選びなおしました。


結局、マイナー企業(とはいえ、知る人は知る)天然由来の液体洗剤と交換してもらうことになりました。

まいったなあ・・・

ふきのとう、を食す

2014年02月27日 | 美味探求
雪が解けて、ふきのとうが顔を出しました。



真ん中の2つは、蕾も固くて、おいしそうです。

左端のや、下のような、



蕾が開きかけたのは、段々、エグミが強くなってきます。

「ふきのとう」は、落葉性のふきが、早春に葉より花芽を出すのですが、

この蕾が生長とともに、高く塔のように伸びるので、名づけられた・・・と思います。

竹の子と同じく、旬が美味しくて、タイミングをずらすと、エグミが強くなります。



去年の春は油断して、皆「塔」が立ち、取り損ねてしまいましたが。

今年は、ジャストタイミングでした。

一昨日は天ぷら、昨日はふきの味噌和え、今晩はこの「ふき味噌」を「おやき風」にする予定です。

春の息吹を「いただきます」。

三回目の雪

2014年02月14日 | 庭、四季の花


一月下旬に満開を迎えた紅梅も、連日の雪で、フリーズド・ドライ。

花が長持ちしています。

奥の蜜柑も、寒さに当たって、糖度を増しているかも・・・


一月に場違いな温かい日、拙宅の玄関扉で白い蛾が 日向ぼっこしていました。

やはり、寒い時には、キリリと寒くなくては、本来冬を越せないはずの虫が生き残り、

早い春と長すぎる夏で、大発生の原因になります。

まだ、「春は名のみの」時節であってほしいですね。

ハゲは寒い・・・・

2014年02月12日 | 釣り吉さん
釣りの「坊主」つながりで、もう一つ小話をします。

JR駅のアーケード下で、信号待ちしていたところ

夫が 「・・・げて、寒い」とつぶやきました。


夫が禿ている事について、自虐ギャグを言えるまで、開き直る境地に、とうとう至ったのか・・・

と私は言葉を失いつつ、なんとか慰めようと、寒そうな頭を見やりながら

「毛糸の帽子、持って来れば良かったね。寒いよね・・・」と答えると、

夫は「ひ・か・げ・で・寒いっっ!!! て言ったの!!!」

と一言一言区切りながら、ジロリと睨むでは ありませんかあ~~


あ~~~~ しまったあ~~~と思っても、後のまつり。

「ごめん、ハゲテ寒いって、聞こえちゃって・・・・」

と笑って誤魔化し、いや、誤魔化しになっていないが、

もう、二人で笑うしかありませんね。


それでも、私にとって夫は「ブルース・ウィルス似のハゲ」であり、

「アンディ・ガルシア似の濃い顔」が好きだ、と常々申し渡しておりますが、

今回も、この言葉を繰り返し、夫に聞かせました。

はあ~~~

夫は 「確かに はげは 寒いよ 」と ニヤリと笑いました。

おわり






業界用語

2014年02月11日 | 釣り吉さん
釣りの世界の用語は、面白いです。

本日、夫は、三回目のヒラメ釣りに行きましたが、お昼の電話で一言「坊主」。

「ええっつ?」と聞き返すと、「オレだけじゃない、船の人、全員、坊主」

ちなみに、夫はもともと 坊主頭ですが、船の人が全員、坊主頭ではなく、

何も釣れなかった、という意味です。


「外道」という言葉を聞いたときも、

「ヤクザ映画にでてくる台詞か!?」と耳を疑う、下品な響きで、

目的外の魚が釣れてしまったことを指すそうです。


なんだか、釣られて命を落した魚に失礼だ、と私は感じるので、

「外道だなんて かわいそうだ!」と夫に抗議しますと、彼はあわてて、

「海に返してあげているよ」

「それは、生きたまま よね!?」と すかさず返すと、

「そうだよ」

「もし、殺したら、責任もって、持って帰り、きちんと食べるんだからね!」

「間違っても、腐らせて、捨てるようなことは、許さないからね!」

「遊んだ挙句に、命を粗末にするなんて、絶対に許さないからね!」

と アネゴのドスをきかせて 釘を刺しておきました。

8日の大雪は

2014年02月10日 | 庭、四季の花
8日の雪は、東京と埼玉に住み続けて、初めて見るような雪でした。

豪雪地帯の方からすると、「これくらいで」とのことでしょうが、

積もらずに 風に吹き上げられて渦巻く様は、まさに「吹雪」でして、

ダイナミックな景色を見るために、レースのカーテンをあけて、眺めていました。


夜、積もり具合を見納めてからベッドに入り、翌朝を楽しみに寝ました。



前回の雪の翌朝は、このスイセンの足元まで解けていましたが、

今回は、このように首まで浸かって、「美しい お顔は セーフ」。


屋根を見上げると、積もり具合に差があります



右手前は南東角、吹き溜まりで盛り上がり、

左手奥は南西、北西の風が吹き付けて、雪が吹っ飛んでいます。

拙宅は丘の頂上で、北側は谷地へ下る地形から、北西の風が強く吹き上がってきます。

西側の大きなシラカシの木などは、雪がまったく積もりませんでした。

他の庭木も、夜中は雪がどっしり積もっていたのに、朝はさっぱり無いのです。


真っさらな雪の上に、足跡をつけて、



喜んだあとは・・・・・ひたすら、雪掻きが待ち受けます。

見上げると、落雪注意



新潟から出稼ぎに来ている、夫の友人からの助言で、竹で突いて、予め落します。

雪国の知恵ですね。



午前中、事務所と母屋の間から道路まで雪掻きして、お昼はラーメンを作り、私はギブアップ。

夫は、午後はトラックの駐車場も雪掻きをして、夕方、現場が心配だとボヤクので、

私が「百聞は一見にしかず、で、見に行きましょう」と同行し、現場に到着すると、

夫は やおらスコップを取り出し、そこでも雪掻きを始めた・・・・・

夫の一途に頑張る姿に、私は、ただ感動して、胸キュン。


翌日、二人とも全身筋肉痛です。

夜は、マッサージをしてあげました。

いつまでも、元気で、そばにいてね・・・・・・

あっぱれな雪

2014年02月06日 | 庭、四季の花
一昨日の夕方、最初は小さな粉雪が、

まもなく、大きな白い花びらのように はらはら 舞い落ちてきて、

夜中、一面の白い雪景色に感嘆したのですが、

翌朝、みるみる解けていき



キリンの網目模様のようになって

朝日が差すと、紅梅がキラキラ光って



霜柱がカールしていて、なんだか愉快な感じ



ニホンスイセンも 日光を浴びて 嬉しそう



お昼には、雪は消え去り、

あまりにも 見事な去り際に 「あっぱれ」と感じ入りました。