NYくいしんぼうともさまのおしゃべりタイム

NY生活のなかでのつぶやき→帰国後の日本の生活の中でのつぶやき

母の日の思い

2009年05月10日 | Weblog
明日は母の日
Happy Mother's Day !!
今日Bronxvillの花屋さんにいった。
どこの国でも”母”に花をプレゼントをするのはかわらない。
でもかわるのは、ほとんどが男の人だった。(奥さんにプレゼントするようだった)日本ではあまり見ない光景だったな~
そのお花屋さんで大家さんにお花を買ったが、センスがいまいちだった~
結局ピンクのトルコ桔梗と白の大輪アジサイを組み合わせてブケーにして欲しかったのに、中央にアジサイ、周りにトルコ桔梗。なんだーこりゃ~
以前フロリダでアジサイとお花を組み合わせてかわいいブケーにしてくれたから、そのイメージで言ったのに・・・・・・もう二度と行かない!!
でも組み合わせは可愛かった!!
そして、大屋のおばさんもとても喜んでくれた!!

私は母ではないけど、昨日どこかの店で、Happy Mother's Day!!と言われた。
アメリカでは結構行事の時はお店屋さんや近所の人から、
”Happy○○Day”と言われることが多い。
アメリカに来たばかりのころは相手から言われて戸惑ったり、ニコッっと笑顔で答えていたが渡米1年後には、頑張って自分から”Happy○○Day!”と言う様に心がけてみた。そして母の日。アパートでよく会うおばさんに思い切って(アメリカ人ぶって)
”Happy Mother's Day!!”と声をかけた。すると・・・・・
おばさん”I'm not Mom”
私”・・・・Sorry・・・・・・・”自信を失った日だった・・・・
それからは母の日には気軽に”Happy Mother's Day!!”を言うのを辞めた。

日本の母と祖母には日比谷花壇からお花とお菓子のセットを送った。
高い割りにセンスはよくないけど、$で払えるのが利点。
知り合いの日本人が、金曜日に「あれ?母の日はいつですか?えっ!日曜日ですか?忘れていました。今からでも間に合うかしら?!」
PCの時代ですから間に合う方法はきっとありますよ!!といったものの、間に合ったかしら?ひとごとだけど、気になる~

さて、今住んでいる家の大家さんは多分80歳前後だと思う。
お互い年齢を言ったことがない。
おばさんには2人の子どもがいる。2人とも50代半ばくらいだと思う。
娘さんにだけ子どもがいて、(何でも45歳の時産んだらしい)よくとまりに来る。孫は一人だからとよく面倒を見ている。
何でも娘さんは引越し会社を運営していて(ご主人は働いてないらしい)大変だからサポートできることはしたい。と常日頃言っている。
息子さんも50代になってから初婚同士で結婚したらしい!!
55歳は過ぎているけど、いつも心配している。
おばさんは子どもたちが困ったら助けるし、子どものために財産を残したい。と言っている。「母」なんだな~とよく感動する。

私は離れて暮らしていて、何もできなくて心が痛む。

そして、いつもおばさんの話や行動から思う。
人のことや物事を図る基準て、自分が育った環境。即ち母の考え方や育て方で自分の中の価値観が作られ、いろいろなひととあったり接したりしながら自分の中の価値観の軌道修正をしたり、葛藤したりするんだと思う。

何故、今日そんなことを思ったかというと。
母の日前日の町で、人間模様を見たからかもしれない。

私の母は本当に困った時に必ず助けてくれた。(まだ過去形ではないかも)
でも、仕事を持つ女性ということと、性格もあったのか、比較的「甘え」「わがまま」は許さない。「甘え」「わがまま」にも色々あるが、
「自分のことは自分で何とかしなさい」主義。そして、生活の中の礼儀や責任にはとても厳しい人。
しかしながら、たくさんの愛情?と経験が出来るようにチャンスをくれたり、
計らってくれた。
お陰で、アメリカに来ても”失敗”はたくさんあるけど、何でもチャレンジしたり、実家では自信がなかったことが外に出で見れば、「なんだ、できること一杯あったじゃん!」と思えることが多々あった。その時、その時で親に大変感謝したものだ。

いいのか、悲しいのか、厳しく育てられ、「甘え」「わがまま」にかなり敏感で、いい大人が「甘え」ていると、「甘えるんじゃーナイ!!」と私の計りで人を判断してしまう。そして、「なんじゃーこの人はーモラルも礼儀も知らないのかー」と
たまに怒りを人に感じることがある。
「怒り」のあと、冷静になって考える。
「まてよ~。私の物差しは、私の育った環境で作られた長さ。」「世の中には色々な長さや、形があるぞー」「自分だけの物差しで人の価値感を図るから、怒りを感じるのだよ」と最近気が付いてきた。
色々な考えに惑わされるのではなく、ただしい情報処理を自分の持っている物差しをあてながら、”他の可能性もあるかも”と思うようにしている。。。。

子どもの時から培ってきた価値観というサングラス(色が付いているんだと思う)を通してだけでなく、裸眼で見ようと努力すること、サングラスをずらすことも大切なのかも。
モラル、道徳観は国がかわってもかわらないことと、かわることはあても、モラルは大切にしていきたいものだ。

うーんまたしても漠然としてしまったが、アメリカで色々な人と接するうちに、
今まで正しいと思っていたことは、人によって違ったり、世代によって違ったり。
正しいことは正しいこともある。

しかし、小さい時から強制的!?(家族)な環境の中で学んできたことは基本的には間違っていないし、たくさんのことを学ばせてもらった。これには親や兄弟姉妹、祖父母に感謝しなければいけない。
母の完璧主義の厳しさは、必ずしも全ての人に共通、共有できるものではない。

今の家に移ってから””について考えさせられることが多い。
(自分の母のことと、一般的に母とは、母の役割、母の存在etc....)

今、母から電話があった。花が届いたらしい。(5/10指定)
入れ物の大きさの割りに、中がちょっとだったらしい・・・・
でも届いてよかった

Happy Mother's Day !!
私も早く母になりたいよ~

蔕とつる付き巨大いちご食べて満腹!
アメリカはフルーツが安くて豊富!!
そういえば私がフルーツよく食べているといったら、
上司がぼそっと「フルーツって糖分が一杯で、太るのよ!!」
「えーーーーーーっ!いいんですよ!健康にいいんです!御菓子食べるより!!」
「いちいちいわないでよ~~~~~~!!ほっといてーーーーー!!」