徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

生きていてよかった―愛、孤独、不信、絶望の果てに

2020年11月19日 | エッセー


書名   生きていてよかった―愛、孤独、不信、絶望の果てに
著者   山口 洋子
発行社 文化創作出版
発行日 2000年10月15日
頁    257
価格   1,500円 + 税

病に倒れ、その後、更年期うつ病に見舞われ、死にたい死にたいで暮らした投薬とリハビリの日々。
今、見事に蘇った作家・山口洋子が病むということ・老い・死・生きる意味をはじめて赤裸々に綴った渾身のエッセイ。

・「医者を選ぶことは、寿命を選ぶことだ」・・・作家 遠藤周作の言葉

・病気には運がついてまわる。
 
 ・医者の運

 ・年齢の運

 ・時期の運

 ・金の運

・男の人生には、どうしても逆らえにいものが3つある。

 ・女運

 ・仕事運

 ・寿命

・ふところの深さ、眼に見えない精神のありよう・・・。

・二人のカップルが交差する恋模様は、十人十色。



ゼロからわかる虚数

2020年11月19日 | 理論・法則


書名   ゼロからわかる虚数
著者   深川和久
発行社 KADOKAWA
発行日 2017年4月25日
頁    239
価格   880円 + 税

乗してマイナスになる、ミステリアスな数の正体がやっとわかった!

ガウスやコーシーなど、名だたる数学者を魅了してきた虚数。
「二乗してマイナスになる」という実態を持たない数で、
英語では「imaginary number(想像上の数)」と呼ばれている。

その一方、オイラーがつきとめたように、eのiπ乗+1=0が成り立つなど、
虚数は数学の深遠さを次々と明らかにしてきた。
この不思議な数の正体とは?

1、2、3…といった自然数の仕組みからスタートし、
摩訶不思議な数の魅力と威力をやさしく伝えます!

【目次】
はじめに

第1章 虚数は本当にウソの数か? ――ヒーローとしての虚数
01 虚数とはどのようなものか ~2乗してマイナスになるとなぜいけない?
虚数との出会いと別れ / 虚数は本当にありえない数か? / 数への信奉

02 実数側の状況はどうか ~実数はどれくらい「まっとうな」数か?
実数にはどういうものがあるか / 自然数について / 分数について / 自然数の崇拝と無理数について / 少数について / 結局実数にもいろいろとわけがある

第2章 虚数はこうして認められた! ――虚数の誕生事情
03 負の数と虚数の生い立ちと定着まで ~方程式から芽が出て成長した
負の数と虚数 / 負の数が認められるまで / 3次方程式と虚数 / 虚数の定着 / 図形的裏付け

第3章 これが虚数のナマの姿だ! ――虚数と複素数の世界
04 複素数と複素数平面 ~複素数の基本的性質を調べる
虚数から複素数へ / 複素数の計算と複素平面 / 座標平面―ベクトル平面―複素数平面 / 実数と複素数の違い / 複素数の性質とまとめ

05 複素数の乗法と回転 ~複素数をかけること
特別な角の複素数をかけると / 極形式とは? / ド・モアブルの定理(n乗)とn乗根 / オイラーの公式 / 複素数の計算と図形

06 複素数はどういう数か ~複素数を超える数は存在するか
実数を超えるただ一つの数 / 四元数と八元数

第4章 複素関数の微分・積分 ――実数と複素数の微分・積分のちがい
07 複素関数の微分 ~複素関数の微分の強い性質
複素数に広げることの意味 / 実数の関数と複素関数の微分の定義 / テイラー展開 / 再び複素関数の微分 / 複素関数の微分可能性は強烈!

08 複素関数と積分 ~計算を超える奇妙な性質
実数の積分 / 面積分と線積分 / 複素関数の積分

<参考図書>

ゼロからわかる虚数・複素数





事件の予兆-文芸ミステリ短篇集

2020年11月19日 | 小説


書名   事件の予兆-文芸ミステリ短篇集
著者   中央公論新社 (編集)
発行社 中央公論新社
発行日 2020年8月25日
頁    253
価格   820円 + 税

井上靖「驟雨」、大岡昇平「春の夜の出来事」に始まり、田中小実昌「ドラム缶 の死体」まで。
1950年代から80年代に発表された非ミステリ作家による知ら れざる上質なミステリの数々。
小沼丹、野呂邦暢、吉田知子らによる十編を収めた異 色のアンソロジー。