書名 大局観 ~自分と闘って負けない心~
著者 羽生 善治
発行社 角川書店
発行年 2011年2月10日
頁数 234頁
価格 724円+税
目次
第一章 大局観
1 検証と反省
2 感情のコントロールはどこまで必要か
3 リスクを取らないことは最大のリスクである
4 ミスについて
5 挑戦する勇気
第二章 練習と集中力
1 集中力とは何か
2 逆境を楽しむこと
3 毎日の練習がもたらす効果
4 教える事について
5 繰り返しの大切さ
第三章 負けること
1 負け方について
2 記憶とは何か
3 検索について
4 知識とは
5 直感について
6 確率について
7 今にわかる
第四章 運・不運の捉え方
1 運について
2 ゲンを担ぐか
3 スターの資質
4 所有について
第五章 理論・セオリー・感情
1 勝利の前進
2 将棋とチェスの比較
3 コンピューターと将棋
4 逆転について
5 ブラック・スワン
6 格言から学ぶこと
7 世代について
・「反省はするが、後悔はしない」
・「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
・勝負ごとには、「不運の負け」はない。「負け」には、何らかの理由がある。
・指す手は一つだけの決断だが、水面下には膨大な思考がある。
・見通しが立たない状況のなかで「もがく」ことは、とても大切。
・「もがき」続けて習得したものは、忘れにくい。というよりも忘れることが出来ない。
・リスクをとらないことが、最大のリスク
・「自分が疑問に思ったことは、どんなに小さな問題でも解決しようとする姿勢が大切」
・きちんと論理だてて説明できるのが「直観」
なんだかわからないが、この方が良いと考えるのが「閃き」