インド洋給油の代替案か・・・。
現政府と言うか、まぁ、日本は今後の方向性として仲裁、仲介的な立場に重きを置く政策を採るようですね。
今月、アフガン和平会議が東京であるとのことですが、これはPGA JapanとWCRP Japanの共催のようです。日本政府も参加、議員としては超党派だとか、議長はアハティサーリ氏ですから期待できるんじゃないですか。また、WCRPの推薦で世界の宗教指導者も参加するようですね。
日本としては米側とタリバン側の双方に戦闘停止と撤退を要請して、複数国で作る非武装停戦監視団を展開するのような案も持っている。【戦闘停止】重要なのはここだろうなぁ。
現時点では日本を主体にした大規模な介入は無理でしょう。少なくとも戦闘を停止させないと、民生支援にしても非武装停戦監視団にしても、その後の復興支援にしても満足行くものは無理でしょうね。
米国内からも泥沼化・第二のベトナム化の声も出始めている。現憲法下にしても犠牲者0議論に行き付く訳だから、自衛隊派遣は容認できないと言うことになる。また、統治行為論的に見ても日本国民が自衛隊の派遣を容認しないんじゃないですか。この辺は現政府も解っていることでしょう。
日本が主体的になれる道。今できるのは、小規模に複数国からなるプロフェッショナルチームを編成してタリバン穏健派を介して対話の道を見出すことでしょう。後、停戦に必要なものとして米側の引き具合も関係して来るだろうから。米側との交渉も必要だろうなぁ。
イギリスの世論調査では駐留英軍の撤退を望む声が七割を超えてるなんて結果も一部では出ているようだね。
東京アフガン和平会議にはアメリカも参加するんだそうです。アフガンの泥沼化は周知ですが、増派に関する米国での世論調査の結果は半々ってところ、オバマ氏はどう判断するのか。一旦手を離すなんて方向性もあるのかね。
失業率やら、経済やら、医療保険やら、支持率低下が著しいオバマ政権。アフガンが本当にベトナム戦争と同じようになるなら、多分、オバマ政権は持たないだろうなぁ。