少なくともプーチンは、現ウクライナ政府を排除し、傀儡政権を建てないと、ヤヌコビッチを失脚させた親西欧派を駆逐できない。
キープを陥落させ、ゼレンスキー氏を始めとした政府要人を逮捕して『ジェノサイドを先導した罪』で訴追し、有罪→処刑して、現政府を排除。そうして傀儡政権を建て、ロシア軍の駐留を認める【安全保障条約を締結】させる。そして激しく抵抗し"ヤヌコーヴィチ"を失脚させた『親西欧派』を取り締まる。最終的にはチェチェンのような事を想定してると思います。このように考えないと終わるとは思えない。
橋下徹案を真剣に考えた場合。何を差し出せばプーチンはウクライナの国家転覆を諦めるだろう。
少なくとも『チェルニコフ州』『スムィ州』『ハリコフ州』『ルガンスク州』『ドネツク州』『ザポロジエ州』『ヘルソン州』『クリミア半島』は親ロシア派が実効支配している状態。ジョージアで言う『南オセチア』『アブハジア』と同じだろう。だとするならウクライナ政府は、首都を『キーフ州』から、ポーランド近くの『リヴォフ州』に遷都し、8州+クリミア半島のロシアへの割譲と、親西欧派住民の避難を確約させ、国際社会は【国家承認と国交正常化】を条件に、【ウクライナのEU・NATO加盟を承認させる】と言うオフプランはどうだろうか?
両国国境付近の幅3キロ程度を【非武装地帯】として、38度線のような緩衝地帯を作る。
しかし、これで終わるとは思えないし、この後はジョージアや、リトアニア、ラトビアに向かう可能性がある・・・。
何れにしろ。戦うも、戦わないもウクライナの選択です。我々が彼らの選択に注文を付ける資格は無いでしょう。
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