【選挙戦スタート。一発目の感じです。】の続き。 綻んだ服と、大穴が空いた服しか無いなら、人は綻んだ服を着る。 - tontonjyoのブログ【前回のつづき】
恐らく、この感じだと自公が良い線で勝つし、安定多数を獲得するかも知れない。後は維新の会次第で、改憲勢力3分の2は決まるが、ここは難しいと見てる。国民民主党と維新の会が落とし、その分が立憲民主党と、れいわ新選組に流れ、共産党は現状維持。
選挙である以上、どうなるかは解らないが、混迷する時代に於いて、例えばアメリカのオカシオ・コルテス氏や、バーニー・サンダース氏のような左派ポピュリストは強い。恐らく、その流れは日本にも有って、だから、れいわ新選組は良い先行くと見てる。ただし、もし、そうだとしても、それは日本国民の政治均衡意識の無さが現れてるのでしょう。
2009年、鳩山由紀夫・菅直人・小沢一郎が中心ではダメだろうと思えたし、政策的に単なるポピュリズムに見え良くは成らないだろうと考えた事と、大勝が見えた事から民主党には投票しなかったが、基本的に与野党拮抗が理想だと思ってるので、2014年は大敗を懸念し投票した。ただ、今思い返して見ると【本当に悪夢だったのか?】と思えてならない。
国民生活を中心に考えれば就労環境が悪化する労働規制緩和や、物価が高騰する金融緩和に対して二の足を踏むだろうし、事業仕分けの精神は今の安倍政権にも踏襲されてる。そもそもリーマンショック直後だったし、東日本大震災が直撃し、普通の物差しでは測れない筈だ。ここからも日本人の政治均衡意識の無さが垣間見れる。
民主党を潰れるまで大敗させ、今後の成長の糧を奪ったのは有権者が間違ったのだと今でも思ってる。上げるだけ上げて叩き落とすとは愚かだ。
何れにしろ私は今回、野党統一候補に先行投資をする。ただし、公約を支持してる訳では無い。対して自公も支持してない。それでも与野党が拮抗しなければ日本の政治は良くならないし、野党も育たないと考える。
与野党が拮抗し、安定的な二大政党制が完成し、定期的な政権交代が可能になったら、その時はやっと公約で選ベルようになる。私が死ぬまでに、叶って欲しい一つだ。