tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

日韓併合ね・・・

2010-08-28 17:35:50 | 日記



謝罪と賠償。今でも言われる。それってつまり、自国に組した以上は支配の内容が問われるのだろうし、更に、後世における、その伝わり方の問題もあるでしょう。それ如何によっては、例え韓国側の解放、また独立と言った形になったとしても日本との関係性は違っていたんじゃないですかね。


結果的に戦争に負けた。更に、その過程で窮し、国家は貧した。例え国民総じて同じ貧であったとしても、その中で元々他国であったと言うことのウェイトは大きいんじゃないですか。

その逆であったならどうでしょう。戦争に勝った。常に物資を安定して供給した。国家的な豊かさを隅々まで行き渡させた。

当時として朝鮮半島の国民が心情的にも物質的にも良好さを得、そして、それが後世に歪みなく伝わるのなら、例え武力を背景にした半ば違法な方法による併合であったとしても批判・非難は大袈裟と判断されたのかもしれません。違法性云々は、その程度の問題だと俺は思います。

ルーズベルトの策略にまんまと乗っかったなんて言う解釈も存在する訳ですが、最初から耐え難きを耐え忍び難きを忍び、今のように尻尾を振って媚を売りアメリカを敵にしないよう立ち回っていたらどうなっていたでしょう。朝鮮半島に対する植民地支配や謝罪と賠償の解釈についても状況は全く違っていたんじゃないですかね。


大東亜共栄圏なんて大風呂敷を広げたは良いが、結果的にボロボロになっって朝鮮半島の方々も含め自国民に多くの犠牲を出し、更には戦争に負けた。

先見の明なく外交上の失敗に陥り国民から良好さを奪わざるを得ない状況になる。結果的に、そうなってしまったことの責任。要は外交上の失敗もある意味の負けの延長上にあると言えるはずです。

結論の補完でしょうか。法的解釈に窮し条約自体から離れ、人道云々が口を突いて出て来る人もいますが、日韓併合の問題って、つまり勝てば官軍、負ければ賊軍ってことでしょう。単純化して言うなら良くすれば良く評価され、悪くすれば悪く評価させれると言うことなんじゃないですか。

過程であるなら方向性の変更も可能だが、既に、ある結果が出てしまっている。今後どうするか、今だ自国であるなら自国民として心情に任せた他の方法もあるでしょうが、別の国になってしまった以上、外交上の問題となる。

外交上の問題になった以上は国益を損ねる方策は採れない。基本は一方的な譲歩のような悪しき前例を作る訳には行かないんですよね。

結局、心情を排してでき得る限り冷静に現在の物質的な国益に照らし合わせ言動するしかないと思うんですよ。それが結果的に謝罪や賠償に見えるものであっても国益に適うなら「後ろを向いて舌を出す。」って話なんじゃないですか。

当然、保守系と言いましょうか、そう言う人には耐え難き・忍び難きなんでしょうけど、国益、つまり多くの国民が良好な何がしを得るってことは耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでも求めなければならないものでしょう。それだけの重みがあると思いませんか。 

 

 


菅談話

2010-08-12 11:37:10 | 日記


日韓併合100周年で菅首相が談話をだしましたね。「反省とおわび」ですか。

まぁ、日韓併合条約ですよね。当事の国際法上、違法か否か、当然ここは其々の立場で見解が分かれるでしょう。そう言う性質のものじゃないですか。

今は亡きエンジョイコリアで徹夜で議論したことを思い出すなぁ。右から罵しられ、左から罵られ、でも、中には理解してくれる人が出てきてやる気が出て、まぁ、そんなところなんですけどね。

史観を語れば対立軸ができ上がる。俺は歴史の専門家じゃないんで、史観について語るのはもうしません。突き詰めるのは俺には無理ですから。

まぁ、それでも個人的意見を言えば、結局これって誰しもが納得する答えなんて出ないんじゃないですか。違法性を問うって話だと国際裁判でもやらない限り明確な答えなんて出ないんでしょう。

相対する互いに主張し膠着状態が続く、政治的判断は多分、今後も【お詫び】が中心になるんじゃないですか。当然、程度はあるだろうけど、どの政党が政権を取っても同じでしょ。

確かに、批判され続け、「謝罪しろ。賠償しろ。」なんて何回も言われ続けるとね。正当化したくなるだろうし、反発もしたくなるでしょうね。人間だもの。それは相対する互いにね。批判と被批判にはそう言う性質があるんじゃないですか。

でもさ。結局、言い合っても相手を黙らせるだけの答えなんて出ないんでしょう。日韓併合不当派・正当派、互いに言ってることは何年も前から変わってないじゃん。こりゃ、戦争を知らない世代が国の中枢になった時、総括と再評価することに期待するしかないだろうと俺は思うね。

 


俺から言わせてもらうと、歴史認識に関して言えば日韓併合不当派・正当派共に今後も見解に大して変化はないでしょう。関係性も大して変わらないと思うよ。問題はその中で何をするかなんじゃないですか。

当面は北朝鮮問題・拉致問題で韓国の協力が必要ですよね。その中で日韓関係を密にして日米韓の連携を強化し、北朝鮮へ挑むって方向性を必要だと言う人もいると思います。談話と文化財の引渡しが良好な日韓関係構築の一助になる可能性もあるでしょうね。

まぁ、そうね。別の方向性を引き寄せる可能性もあるでしょうけどね。例えば韓国に対して更なる譲歩のようなさ。外交で一方的な譲歩なんて話にならないからね。せめて互譲に持ちこまないと政府として×だよね。

【韓日過去の歴史清算のための議員の集まり】ってやつを日本でやるらしい。日本からは民主党の斎藤勁議員とかその辺が出るらしいんだけど、つまりは「法律的問題はすでに解決された。」って言う政府の見解を反故にしようって話になるんだろうね。

でもさ。ものには連続性ってものがありますよ。俺は菅総理の談話そものもではなく、そこから何に繋がるかで評価したいと思います。まぁ、今後何をするかですね。







参考にしました

【菅首相会見詳報】(1)日韓談話「韓国大統領が大変評価した」】

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100810/plc1008101556020-n1.htm

【韓日議員40人「日本は植民地支配の被害賠償せよ」】
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=132060&servcode=A00


核兵器

2010-08-10 00:11:57 | 日記




核廃絶へ向けリーダーシップを取ると訴えながら、「核抑止力は引き続き必要」だと言う主張。菅総理が叩かれているようですけど、これって、まぁ、矛盾と言うよりはディレンマでしょうね。

核抑止力なんて目に見えない力でしょうから否定することも可能なんでしょうけれども、しかし、それを否定するってことは、そうとはしない他方の勢力が主張するものを根底から否定すると言う意味にもなるはずです。実際的な周辺情勢や外交上、まぁ、保身もあるだろうかなぁ。アメリカへの配慮も含め言葉は慎重に選ばなければならないんでしょうね。

政治上、ダブルスタンダードは世の常です。問題は、その中で何をするかでしょう。核廃絶へ向けリーダーシップとはいったいなにをするのかを見極めないと何とも言葉だけでは評価できません。ただ、被爆者団体側の気持ちも解ります。そう言った思いを汲み上げて行くのも政府の役目でしょうね。







事前的な軍事に対する評価なんて、つまり推測から成り立っているんじゃないですか。まぁ、推測であるとするなら、懇意的な評価もあり得る訳でね。ある措置が必要だと思えば、そうなるよう情報を選択して行けば良いってこともあるのかもしれません。

んで、例えば、核廃絶とか訴えるのであれば、所謂、そうね。核保有国の政府に訴えるって方法では単に受け流される可能性も十分にあるんじゃないですか。彼らは彼らなりの正義・ロジックを持って核兵器を保有しているんでしょうから。

事前的な軍事に関するロジックって、結局、推測に全面的に頼らざるを得ないような曖昧な土台の上に存在しているものだと思うんですよ。良し悪しは結果が出てからでしか解らないのが実際でしょう。

ある人は白と言う説を唱え、ある人は黒と言う説を唱えるが、絶対的な答えなんてなくて、より力のある国の政府なりが選択したものが、運用の権利を持つって程度のものなんじゃないですか。

もし、そうであるなら、それを越えるものが必要だと思えるなぁ。んで、それは何かって言うと例えば、民主制を敷く核保有国の国民に訴えかけるのが効率的なのかもしれませんね。

政治家は選挙で勝たなければならない、つまり世論を無視できない。世論を無視できなければ、世論を意識した方策を掲げざるを得ないし、選挙で勝ち政権を握れば自ずと核廃絶に向かわざるを得ない状況になる。

ん・・・まぁ、例えばアメリカ。国内からも核兵器廃絶に関する条約に向けた交渉を開始するようオバマ政権に求めるような動きはあったりするようです。その動きがあるとして、それに力を与えるのは世論でしょう。

世論に訴えかけることを前提とするなら、核保有国を単に非難することはどうでしょうね。自ら変わることの切っ掛けになることもあるかもしれませんが、しかし、まぁ、非難されれば自己正当化事由をひねり出すのが人の常でもあるでしょう。

自己正当化に向かうような心理を刺激しない方が良いんじゃないでしょうかね。それには相手の言い分に対する理解も必要なのかもしれません。

怒りは人を頑なにしますから。核の傘とか核抑止力とか単に否定するだけでは、それを必要だと、正当な措置だと思う人を硬化させるだけなんじゃないですか。そこをどう理解して次のステージに繋げるか、ここをどう模索するかってことが重要なんだと思うなぁ。



核保有なんて囚人のディレンマが起きる訳でしょう。相手国がどう動くかが一番気になるところでしょうね。だからSTARTのような国際条約が必要になる訳じゃないですか。

国内世論に押され、核廃絶を国是とせざるを得なくなるなら、当事国政府が目指すべきは少なくとも全核保有国が同時に核を手放すことを確約できるステージと言うことになるんでしょう。

世論に押され核廃絶に向けた動きを選択した国は、核廃絶を前提に核保有国同士の交渉を実現するよう作用することになるんじゃないですか。

んで、2007に国連に提案された国際条約案【核兵器禁止条約】辺りが議論の叩き台になるかもしれませんね。

俺個人の意見として言うなら、少なくとも上記のような過程が可能となれば核兵器廃絶も可能だと思うんですよ。


なんだろう、じゃぁ。日本としてはどうするかですよね。民主制を敷く核保有国の国内世論を刺激することは民間でもできますよね。いや、これは民間の方が強い力を持つかもしれない。

民間団体も多いし、核保有国の国内世論に対する訴えかけは既に行われていますよね。日本国内の世論調査の結果では確かに諦めムードもあるようですが、そんな気持ちにならずに今よりも強めて行く方向性で行きましょう。相手も人間なんですから必ず共感してくれる人が現れるはずです。

んで、ここから先、日本はどう立ち回るべきかってことになるでしょうかね。全核保有国が同時に核を手放すことの確約を得るにはどうすれば良いかってことになりますか。これは政府の仕事ですよね。

非核保有国の日本は交渉に当事者にはなれませんから、全核保有国を同じ席に着かせるために努力するしかないんでしょう。それには利害調整も必要ですよ。単に批判・非難に徹するだけではできないこともあるんじゃないですか。

利害調整役は非難・批判者では駄目ですよね。対立があるなら、その双方の主張を理解し、その中で対象同士の相互理解を即す。つまり参加する核保有国全ての信用を得るよう立ち回り、交渉の橋渡しをしなければならない訳でしょう。





まぁ、核の傘・核抑止力は、確かに矛盾と捉えられるかもしれませんが、俺として言えば許容の範囲内です。

日本が作用するべき相手は核保有国なのだから、その対象自身が保有する自らの核兵器の持つ意味を否定するとは思えない。それは存在するものとして臨んでくるでしょうね。つまりは、やり方の問題でしょう。従って、交渉に大きな支障があるとは思えません。

菅総理の言う【核廃絶へ向けリーダーシップを取る】が、全核保有国を対象として核兵器廃絶に向けた交渉を開始させるまでに至るなら、また、目に見える形で道筋をつけられるなら、俺個人として良い評価ができます。



参考にさせていただきました。


【核抑止力発言で首相を批判=面談の被爆者団体-長崎】
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010080900628

【核兵器禁止条約】
http://ja.wikipedia.org/wiki/

【原水協会信】
tp://www.antiatom.org/Gpress/


情報の開示

2010-08-08 06:15:40 | 日記



【F35選定に向け調査費 次期主力戦闘機、概算要求に最大10億円】へぇ~。日本はFMSでアメリカに情報開示を求めるのは初めてなんだってね。やっぱりFXはF35ってことになるんでしょうかね。ラプターは無理だってことなんだろうなぁ。







全然話し違うけどさ。あれだ、日本とアメリカの情報の共有化は進んでいるでしょうかねぇ。

北朝鮮のミサイル発射の時にも言われていましたが、米軍から自衛隊に対する情報開示の不明瞭さは以前から問題視されていたりするよね。

それ以前に、自衛隊側と言うか日本政府の具体的な戦略がないことを指摘する人もいるから、「いったい日本の防衛ってどうなっての。砂の上の楼閣なんじゃない。」なんて思っている人も多くいると思うんだけどね。

米軍とのパワーシェアリングが必要とか、ニュークリアシェアリングを視野に入れてとか言う主張をする人がいますが、逆手にとって、「本当はハリボテで実態がないんだ。」なんて言っちゃって核の傘とか軍備の近代化とか、そう言うの否定する人もいますよね。

んでさ。例えばアフガニスタン問題。詳細に検証してことに臨んでいるはずのアメリカ側だって失敗を指摘されるじゃないですか。そのせいで厭戦気分が関係国に蔓延して立ち行かなくなる可能性もあるかもしれませんよね。

その程度なんだと思いますよ。軍事的な戦略なんてさ。大方が推測で、更に不確定要素がかなりある。だから多様な解釈ができるんだと思いますよ。

自衛隊にしても米軍にしても何らかの基準に基づいて行動いているの確かでしょう。だからどこかに戦略はあるはずなんですよ。でも、そんなもんが一々明るみに出ていたら、どうしようもないじゃないですか。敵性に知られて対策をとられるだけじゃない。

情報開示は信用がおける順でしょうね。共に血を流し戦う気もない日本に対する情報の開示なんて優先順位としてかなり低いと思います。良い悪いは別にしてね。

日本なんて不確かなものの上に浮かんでいるのかもしれませんね。軍事なんて機密の塊なんて表現されることもある。本当に大事なことなんて闇に葬られるものだってあるのかもしれません。

ほら、アメリカの機密文書が流出したとか言うことですけど、そうでもしなしなければ明るみに出ないものもあるのかもしれませんね。

評論家やら所謂、現役の防衛省関係者でも、大方が対象の性質を踏まえて推測しているに過ぎないんじゃないですか。中には懇意的に過小評価、過大評価している部分もあるでしょうね。

敵性であれなんであれ。相手が何を考えているかなんて実際のところ解らないはずです。間違うし、失敗もする。絶対的な正解を出せる人なんて誰もいないと思いますよ。




軍事的な戦略とかなんとか現役の当事者であっても、思弁的に語っている面が大きいでしょうね。更にさ。例えば《元○○》なんて言うのが語る話なんて、なんの責任も負ってないからね。更に慎重な検証が必要だよね。

でも権威を感じる人がいたりもする訳なんだけどさ。自らに近い意見だから安心すると言うか鵜呑みにしちゃって他人に押しつけようとしたりするんだよなぁ・・・。



家父長主義的に振舞う権威主義者が世界を混乱に陥れていると思うんだけど、どう?

軍事における間違いなんて結果論であって、やる前から明言できないものだと思いますよ。事前の問題は必要か否かで、それを追及して出た主張が重要なんでしょうね。

相手を納得させられないからと言って怒りを前面に出し、攻撃的になる人がいるけど、強いて言うなら、相手が納得しないことが悪いんじゃなくて、相手を納得させられないことが悪いんじゃないですか。