フジタ社員が3人帰って来るとかで、極秘訪中の細野議員が直談判したとか、ん~。後1人だね。中国は報道などで憶測されているように中国漁船の過程をなぞる形にしようってんなら、無事に帰ってくる。日本側も、そう働きかけて行くんでしょう。
過ぎたことはしょうがないんだ、つまりね、その損失を如何にして取り戻すかが第一。それでもだ、良くて回復する程度、何か利益を得る訳ではないってことは確り認識しておかないといけない。
中国側はトーンダウンしたようで、極秘訪中で何をしたのか。こちらから出向いたんだから、そもそも対等な立場ではない。日本側から何らかの譲歩があったんでしょう。こちらから出向いたこと自体が譲歩の類なのかもしれませんけどね。
正当性を唱えるなら本来は日本も毅然として対抗措置を打ち出し、対等な交渉の場を作り出さなければならないんです。でも、今の日本には能力がないのでしょう。だからこんな形になっている。
御多分に漏れず日本もマスコミ、その他含め今後はトーンダウンして行くんだろうなぁ。まぁ、日本は良くも悪くも、そう言う国ではないですか。
何れまた、「中国は脅威ではない、脅威にするのは日本の態度だ。」と言う能天気な論調が唱えられ始めるでしょう。中国の脅威が常態化して日本国民の危機感が薄れて行く、それに乗じて思想の実現を強引に推し進める人が現れる。んで安易な選択を行い、相手の意外な反応に困り果てる。この繰り返しじゃないですか・・・。
口が上手いと言うか、三段論法が得意と言うか、自信があるんでしょう。話し合えば理解できると言う建前で相手を言い負かしたい人もいるようですが、でも、三段論法などに逃げず真っ向から向き合わないなら理解も何もない。
レフトサイドとかライトサイドとか。それはどうでも良いんです。例えば普天間基地移転問題に関して言うなら、まず、【どうすればアメリカを納得させられるか】を考えなければならないでしょう。それで鳩山元総理は失敗したんだ。
もし、アメリカとの対立が中国の挑戦的動きを加速させるなら、納得は、つまり敵性国に《アメリカの放つ報復的抑止力が後退した》と思わせないと言うことに繋がる。ならば言い負かしたいだけでは駄目なんです。
結論がゲバルトでも駄目。主張はなんでも良いんですが、その主張でアメリカが納得するのか考えなければならない。それが鳩山元総理が背負った責任だったのでしょう。
民主党の細野元幹事長代理が極秘訪中らしい。その先が始まりましたね。まぁ、外務省ルートの正式な訪中ではないようなので、例に漏れず野党は二元外交と批判するんでしょう。
さて、何を合意できるのか、何もできないのか。少なくともASEM首脳会議の際、日中首脳会議が実現する程度の合意は得てもらわないと日中の摩擦は長期化するのは必至だろなぁ。
会談の合意を得たとしても何か利益を得たとは言えないが、それでもまずは目の前の危機を解消し、次は、それに甘んじず関係各国との連携と自国の防衛・警備の強化、更に中国依存度を下げる方向性を模索するべき。まぁ、当たり前の言い分でしょう。
カザフスタンの国営原子力公社のカザトムプロム社と住友商事はウラン鉱石からレアアースを回収する事業に関して合意したとか、これは日本政府が平成20年9月に閣議決定し、それ以降続くレアメタル確保戦略に基づく動きだそうで、当然、当該の鉱石は今後、需要が増して行くでしょうから、必要とされる鉱種、まぁ、レアメタルなどについて戦略的に取り組むと言う方向性は妥当な判断でしょうね。そんな感じで日本政府はカザフスタンとの関係強化を急いでいるとか。
更に進んで言うのなら、中国のレアアース禁輸問題などの現状を踏まえ、他国、例えば「中東やアフリカなどなどにもっと手を伸ばし、日本のエネルギー安全保障を確実にするための動きを加速させて行くべき。」としても大袈裟とは言えないでしょう。
過ぎたことは仕方ない。「雨降って地固まる。」に持って行ければ良いんです。中国は隣国であるが親友ではない。それを確りと踏まえ、危機感を確り持ちつつ、でき得る限り利用すると思わなければ、今回のような能天気な判断をまたしてしまうでしょうね。
まだ先があるようなので現時点で最終的な評価はできないが、まぁ、民主党政権に政権担当能力がどれだけあるのか国民は見ていると言うことだけは忘れずに行動するべきでしょう。
参考にさせていただきました
【共同通信】http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/politics/CO2010092901000747.html
中国漁船問題。陰謀論も含め、色んな憶測・推測が飛び交っているね。結局のところ中国はナショナリストの批判の矛先が政府に向かわないようにしているのでしょうけれども、日本からすれば中国の国内事情に振り回される訳にも行かない訳でね。
ナショナリストのガスを抜きつつ収めなければ今度は中国政府に批判の矛先が向くなんて言うのは予測の範囲内で、従って釈放ですぐさま中国の態度がが変わるとは、そもそも言えなかったんでしょ。仙谷官房長官が見通しの甘さを認めて反省してますね。しかしながらまだ先があるようなので最終的な評価にはもう少し事態を見る必要があるとは思います。
釈放で中国側から何らかの譲歩を引き出し、それが日本国民目に見えるのなら選択は必ずしも間違いと評価されなかったのかもしれないが、そうでなければ政府の判断は「間違っていた。」と言う声が出ても仕方がない。
一番問題なのは単に逮捕から釈放までの流れではなく、外交として中国側と確りとした意志確認を行っていたか否か。釈放が落し所として中国側の合意を得てやっていないと言う話なら、もう政権担当能力すら疑われる。
中国農業省の漁業監視船が尖閣沖に来ている訳ですが、その船を監視する形で海上保安庁の巡視船が並走している。つまり緊張が高まってるんです。
那覇地検の判断と言う名の日本政府の判断が日本政府の一方的な判断で単に中国の自信を強めただけと言うことになるのなら、それは間違いなく外交・安全保障上の失敗でしょう。
前原大臣が力強く主張していたが逮捕の正当性は当然あるはず。ただ、外交上から言って、それが正解か否かは解らない。何故なら外交とはより多くの国益を得ることが前提なのだから。結果として国益を失うことなるのなら失敗と言う他はない。
各国で法律のあり方が違うでしょう。日本の違法が他国では合法になるものなどたくさんある。そのことを踏まえ確りと判断して行かなければ当然として日本は国益を損なうと言うことになるでしょう。
領土紛争に関して実質的に実行支配した側、また実行支配してる側が有利なのが今の国際社会。極端な話、実行支配している側は相手国の侵攻を自衛の基に排除できるでしょう。国連も侵攻側に有利な判断は出し辛い。だからこそ有利にことを進めるために実質的な支配を目指す。これは当たり前。
尖閣に「領有権問題は存在しない。」当然、日本側は主張し続けるべきです。ただし、それで安心してはいけない。防衛・警備は相対的に強固なもにして行くべき。これも当たり前の話。更に外交上の武器を手に入れる必要がある。
今回の中国の動きで一つ日本にとっての利点を挙げるなら、報道されるように中国と何らかのトラブルを抱える国が警戒感を増したこととアメリカが、それらを保護することの必然性が生まれたと言うことでしょう。
日本は何をするべきか、つまりこれは連携のチャンスです。この期を利用し、早急に連携を構築、更にレアアースに限らずレアメタルの採掘など、今後必要とされる分野の開発を援助する資金を惜しまず供給する。そして対抗力を得る。
同時に中国には日本が如何にも負けたように見せかけ、利益を搾り取る方策を採ることでしょう。能力がないのは如何ともし難い。今の日本には、これしかないでしょうね。
能力がないのなら能力を身に付けるまで我慢するしかないんです。そして能力を身につけたら今度は一気に攻めあげる。将来のビジョンを描き戦略的にことを進めることがここでも必要。
一年に何回も頭が挿げ変わるようでは駄目だ。そして、でき得る限り長く、政権を維持する必要がある。だからこそ、日本の政党、政治家は成長する必要があるんです。当然、国民も成長する必要がある。
「安易な楽観論が今回の事態を招いた。」大方、これが根底にあるでしょうね。ただ、日本外交のもう一つの暗部、「石橋を叩いて、更に叩いて結局渡らない。」では駄目だが、楽観的で安易な選択ではもっと駄目でしょう。
つまり見通しが甘かった。それは反省してください。兎にも角にも、中国と日本は親友でも仲良しでもない。相手は簡単に裏切るし、騙しもする。言葉はポーズでしかない。それは世界中どの国でも一緒です。アメリカに対するのでもそう。その中にあるのだから楽観論よりも悲観論が優先されるのは当然。
「反省だけならサルでもできる。」なんて言葉もあるそうですが、そこから何をするかが問われると言う意味でしょう。今回の失敗をトラウマにしては駄目だ。トラウマにしないためには積極的に攻めることです。必要なのは冷めるまで待つじゃなく積極的な次の一手でしょう。
参考にさせていただきました
【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100929-OYT1T00660.htm
【朝日】
http://www.asahi.com/national/update/0928/TKY201009280497.html?ref=goo
私個人の意見を言えば、政権交代は日本の政治が成長する切っ掛けになると思っていた。下手な政治を行えば政権を失うと言う恐怖が、より良い政治環境を作り出すと考えた。国民の意識も大きく変わると思いました。
しかし、実際はそうではなかったようです。民主党が政権をとった後、自民党は成長したでしょうか。見る限り、悪い意味での野党化しただけで成長などしてはいないように見える。
みんなの党は躍進しましたが、基本として新自由主義です。庶民が苦しんでいる格差社会への懸念は付き纏うはず。
懸念し、解消策を唱えてはいるようなので、みんなの党の政策で実際にそうなるとは言えないが、一般論として言うなら、新自由主義は確りとした規制と共に良好に運営されるもので、緩和と共にでは倫理の崩壊と共に一部の暴走を招くことになる。そして、それが一般庶民の生活に悪影響を与える。これは事実が証明している。
「民主が駄目。自民が駄目。じゃぁ、政策の中身までよく解らないが反官僚を唱える活きの良いみんなの党にしようか。」、これは小泉選挙でも見られたポピュリズムの暗部でしょう。だからこそ要が必要。
自由、資本主義国が行き過ぎた時に一番活躍するべき共産党や社民党は運動家がそのまま政党を構えただけのような状態で、例えば討論番組などではボッコボコ・・・。理想を語らせれはピカイチだが、現実論になると話にならない場面が多い。
どうなんですかねぇ・・・。どうしようもないんですかねぇ・・・。
中国漁船の事件。ぶつけられた巡視船の損傷の回復費用を中国に請求するってね。現時点で行うか、熱が冷めてから行うのかは明言しなかったようですが、やりたいそうです。
対中外交の見通しの甘さ。それは以前から指摘されてことで現政権ばかりに言えることではないのかもしれないけれども、対処する能力がないのなら最初から拿捕・逮捕しなければ良かったんです。つまり自らの能力すら把握していないんでしょう。
これほどまでに拗れた後に、そもそも能力がないのなら今更請求しても大きな効果は望めないんじゃないですか。まぁ、しないよりはましでしょうけれども。それでもと言う話です。
タラレバを言わせてもらうなら巡視船がぶつけられたとして、拿捕せず追い返し、その後に巡視船の損傷の回復費用を中国に請求した方が良かったように思います。
まずは身の丈を知ることでしょうね。代表戦時の政治的空白を突かれた形になって、上手く対処もできなかったなんてこともあるでしょうけど、だからこそより石橋を叩いた選択をするべきだった。
「中国漁船の行動は中国政府が主導で行ったもので代表戦の政治的空白を利用された。」とかなんとか陰謀論云々も出てきてますが、これを経験にして今後に繋げるしかない。
戦略的互恵関係を念仏のように唱える閣僚ですが、結局それは不利益を容認するものではないと言うことでしょう。互いの主張が互いの利益を損ねる場合、戦略的互恵関係なんて言うものは脆くも崩れ去る。
だから、外交なんて、駄目だった場合の第二案、第三案を用意しておくべきなんです。中国から見たら間違い無く戦略的互恵関係なのでしょうけど、日本から見た場合怪しくなるよね。戦略無き互恵関係の願望になっているようにも見えるよ。
つまり、中国に寄り添おうとするから駄目なんだろうなぁ。効率良く利用することだけを考えないといけないんだろう。それには武器が必要なのさ。武器がないならできるだけ距離を置くべき。
アメリカは守ってくれるとしても武器にはならない。武器は自分で持つしかないのさ。外交なんて強いカードがなければ勝てない。ビデオの公開も次期逸したしね。日本にはもう弱いカードしか残っていない。そして総理を初め閣僚の顔はどう見ても焦りが見える。ポーカーフェイスとは程遠い。これじゃ勝てないだろうなぁ。
国際社会って〔民主♪法治♪ワッショイ♪民主♪ワッショイ♪法治♪〕なんて能天気な連中が幅を効かせている訳じゃないんでしょう。甘いよねぇ。日本は・・・。
参考にさせていただきました
【朝日】
http://www.asahi.com/politics/update/0927/TKY201009270095.html
拝金主義。俺はそれを否定する気はないが、しかし、それのみが絶対の正義と言うものではない。拝金主義が中国を太らせ、大きな脅威にしてしまった面は否めないでしょう。
経験を無駄にしてはいけない。中国漁船問題。つまり日本の弱点が露呈したことになる。ならば弱点を克服すれば経験を活かしたと言えるのではないでしょうか。日本にとって必要な方向性を考えれば、「まず、中国依存度を下げるべき。」と言うのは妥当な主張なのだと思います。
例えばレアアース。レアアースは中国だけに埋蔵されている訳ではなくて、アメリカ、ロシア、インド、ブラジル、最近ではアフガニスタンでも埋蔵されていることが解った。他の国にも埋蔵されている。現時点で中国の埋蔵量は全体の36%、こう考えると、それほど依存しなければならないようなものでもないはずです。
何故、中国に依存していると言う形になっているのか、それは簡単で、人件費の安さと、中国の採掘地では地表に出ている、また地表に近い場所に埋蔵されていると言うことで、安価に採掘でき、つまり他国は安価に買うことができると言う理由。
ただ、それだけのことなので、他の採掘地に資金を出し、効率的に採掘ができるよう開発すれば、中国に対する依存度を下げて行けるでしょう。
全体の13%の埋蔵量に当たるアメリカの採掘地は休止状態。つまり再稼動と言う形で採掘ができる。その他も日本が資金を提供し採掘を始める、また採掘量を増やす方向性で影響して行けば当然として中国のカードとしての意味合いは薄れて行くはずです。
中国は殊更に「禁輸の指示は出していない。」と主張するが、つまりそう言うことでしょう。レアアースに関して反中国的市場の変化は中国にとってけして良とはならないと言うことが見て取れる。
日本の今後を考えれば強い国にならなければならないと言う方向性が見出せるのではないでしょうか。南シナ海でも、中国の動向について懸念が出ていますが、屈することのない強い日本を作り、今後は中国の拡大に怯える国と如何に連携して行くかで日本の行く先が決まって行くことになると思います。
自助努力とアメリカとの連携。それと同時に東南アジア、その他、中国に脅威を感じている国との連携。それを硬いものにし、確りとした対抗勢力を作り出すことで政治・外交的にも軍事的にも全体的な抑止力を構築することができる。それをなすことが平和と安定を手にすることに繋がるはずです。
方策としての経済の立て直しを、今まで日本を支えていた自ら市場を開拓して行こうと言う気概よりも既存の市場である中国により沿うことで成そうとした結果が、今回の中国漁船問題の顛末に繋がったのではないのでしょうか。
対中外交の見通しの甘さ。それは以前から指摘されてことで現政権ばかりに言えることではないのかもしれないが、対処する能力がないのなら最初から逮捕せず追い返すことを選択するのが妥当だったのかもしれない。現政権に前政権のような経験があるならその選択をしたのかもしれないと今更ながらに思います。
過ぎたことは次に繋げる糧にするしかない。言い訳に奔走する今の政府ですが、言い訳するよりも次の一手を示して欲しいと言う思いに駈られてしまう。
参考にさせていただきました
【MRB.ne.jp】
http://mrb.ne.jp/index.html
【サーチナ】
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0901&f=business_0901_183.shtml
まぁ、良いよ。政府の主張を信じましょう。それでもだ。検察に政治的判断をさせるなんて・・・それは検察の職責を逸脱しているんじゃないのかい?。
色々と反応が出ているようだけど、見る限り多くの国民は検察に政治的判断なんて求めてないようです。「検察は国内法に基づき清々粛々と手続きをしてください。政治的判断は政府がしてください。」と言うのが当たり前の意見でしょ。
憶測すれば「レアアースで追い詰められた。フジタ社員の件で追い詰められた。」なんてことはあると思うけど、その解決は政府がやるべき仕事で検察が判断するって、普通は「おかしい。」って思うんじゃない。不安になるよね。「お前等の仕事は、そうじゃねぇだろ。」って話じゃん。
政府が検察の判断を支持するって、つまり政府の考えと一致した。政府もそうしようと思っていたってことでしょ。これで批判をかわせると思っているのか。それに「次どうすんだよ。中国漁船がまた日本領海に入って着たらどうすんだ。放置なのか。」ってこと誰でも思うよね。これじゃ判断の程度が低いと思われてもしょうがない。
もし、政府の意向があったのなら、正々堂々と「我々政府は〇〇と言う事情で他に方法はないと判断します。中国漁船の船長を無条件解放します。」と確り言いなさないな。理由が確りしているなら国民も納得するでしょうよ。なっさけねぇなぁ・・・。
もしかして「そうしましょう。」って・・・政府が官僚に吹き込まれたのかなぁ・・・。だとするとあまりに稚拙過ぎる・・・。最近キャリアの不祥事が多い、官僚の質が落ちているのかもなぁ・・・。
まぁ、俺から言わせてもらえば、政治的判断としてやれる方法は一つだと思っていたんだよね。「起訴・裁判・判決・執行猶予をつけて中国に送り返す。」ここまでを《異例の速さ》で行うって方向性しかないと思っていたのさ・・・。これがギリギリの線だと思っていたんだけど・・・。
いらだつ菅総理は戦略とかなんとか一切考えず、単に温家宝首相とニューヨークで会談したいだけだったのかもね。そんな感じだね。こんな話だったらどうしよう・・・。やっぱり器じゃないのかぁなぁ。
まっ、過ぎたことを悔やんでも仕方ない。先を考えよう。
中国側は謝罪と賠償を求めてきているけど尖閣諸島は日本の領海なのだから最低限として謝罪と賠償には応じる必要はないと言うか応じてはいけない。それに応じれは必然的に日本が違法行為を行ったことになる、これ当たり前。
日本側が中国と水面下で一切折衝せずことを進めたってことはないでしょうと信じたい。少なくとも中国側に落しところを提示して何らかの合意を得てると言う体で考えないと、いよいよ民主党には政権を担う能力がないってことになる。
何らかの合意があったのなら中国の言う謝罪と賠償は多分国内向けのポーズ。そうでなければ中国は本気。徹底的に叩いてしまえってことだろう。
今後、謝罪・賠償云々を盾に中国がレアアースの禁輸などやってくるならWTOに提訴してやれば良いし、それに関しては日本が勝てる公算が高いはず。その他の報復も長引かせれば今度は中国側に損害が跳ねかえってくるでしょうから止めると言う方向性で考えるしょうね。あくまでも楽観論です。
分析力が著しく欠如している場合でもない限り、中国はナショナリストのガス抜きをしつつ今後自重して行くはず・・・多分・・・ん・・・。でないと日本の打つ手は限られると言うか極めて少ないじゃない・・・。じゃぁ、その状態を利用して何をするかって話に進もう。
考えても見れば今回の件で、中国側が尖閣諸島周辺で漁業を行うことのハードルが下がったと言うことでしょうね。拿捕しても日本政府には対処する能力がないことが露呈したのだから海上保安庁は中国漁船に対して萎縮して更に慎重になるだろうし、中国側にしても、もっと過激に抵抗してくるかもしれない。
可能性は、ほぼないと信じたいですけどね。以前から言われている懸念。一般からすれば日本政府が尖閣問題に関して弱腰になると「中国側が尖閣諸島周辺で日本漁船をなんとか拿捕してやろうってなるかもしれない。」なんて言う話も出てくるんじゃないですか。
日本漁船を拿捕した中国は領有の根拠を増やすため「清々粛々と国内法で対処します。」なんて言う訳ですよ。漁師からすれば中国は不透明な国だから「何年も拘留されることになるかもしれない、実刑判決が出るかもしれない。」なんて不安になるかもしれないよね。もし、そう思う人がいるなら少なくとも日本政府は払拭しないとね。
レアアースの90%が中国だって、フジタ社員の件を見てもそう。今回の中国側の措置を見れば、中国が一筋縄では行かないと言うことが解ったでしょう。もし、万が一日本側漁船が中国側に拿捕されるようなことになれば無条件解放を迫るカードなんて日本にはないってことが皆に知れたじゃないですか。つまり日本には外交上の抑止力がないと言うことですよ
中国の強さが世界中に知れた。これは似たような問題を抱える国からしても大きな問題ですよね。だからこそ、政府が前面に立って責任を持ち判断するべきだったんですよ。「一地方検察が判断して・・・。」なんてことでは駄目なんです。「アホか!」って思っている人もいるだろうなぁ。
今後はどうするか。少なくとも尖閣諸島周辺の警備は今までよりも厚くする必要が出たでしょうね。当分は海上保安庁が日本側の漁船を護衛すると言う形をとって行かなければ漁師からして不安でしょうがないって話でしょ。
更に言えば、中国漁船を拿捕しても日本政府には対処する能力がないことが解ったのだから、日本領海に絶対に入れてはいけないと言う前提ができたんじゃないですか。今後に早急として必要なのは、まず、この辺の強化でしょうね。
最後に謝罪・賠償。この辺が中国の本気の言い分なら、政府は今度こそ毅然とした態度で本気で対抗措置を考えないと終わりの始まりになるんじゃないですか。経済的損失なんて言ってられないことになるかもしれない。
日本側も輸入制限や輸出制限、更に渡航制限・邦人の引き上げ位やって、中国に対する日本国債の買い上げ規制、更に今後は中国依存を減らす方向性を資金を惜しまず国策として見出さなければならないでしょうね。そこまでしないと対等な交渉のテーブルはできないんじゃないですか。それができないなら更に譲歩する他はないんでしょう。
あぁ・・・。船長を帰さなければカードは維持されたのにね。
参考にさせていただきました
【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100925-OYT1T00193.htm
【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100924-728653/news/20100925-OYT1T00154.htm
あっ、アメリカが日米安保を介して中国と衝突するのが嫌で日本に圧力を掛けてきたって?、んで那覇地検の判断に影響した?
まぁ、アメリカは基本的にそれを良しとはしないでしょうね。基本的には・・・。だって中国は拡大傾向で南シナ海とかもヤバイ感じでしょう。アメリカが中国に対して確り牽制しておかなければ次はどこでやられるか解らないじゃん。
那覇地検の判断ってアメリカでの中国ロビーの影響かとも安易に考えたけど、なんかね。それはないと思いたいけどね。まぁ、確かにオバマは経済重視って感じだから中国と真っ向から遣り合うのは躊躇すんだろう。これは以前から懸念されていたことだよね。つまり可能性は捨て切れないと言うことでしょう・・・。まぁそれでも。
ロビー活動云々、米議会にも深く潜り込んでいるとされる中国にアメリカ政府の日本政府に対する対応が観測できないはずないよね。アメリカが日米安保を介して中国と衝突するのが嫌で日本に圧力を掛けてきたなんて中国側に知れれば、それこそ思う壺。更に日本にとってはアメリカの報復的抑止力の限界を示している。
日本が独自に平和的解決を目指してってことなら、それは踏襲、君はそう言うって程度の話なんだけどさ。アメリカの要求に屈したとなると東シナ海だけでなくアメリカに関係する地域の抑止力に大きな影響が出る。つまりアメリカの報復的抑止力の中で中国が、「ここまでやっても大丈夫だ。」と言う線が狭まるってことだよね。
少なくともアメリカは「同盟国の主権が及ぶ範囲であるなら何があっても守る。」と言う態度を確り示しておかないと喜ぶのは中国だけだ。
拡大する中国を牽制する中で、もし、アメリカが日本に圧力を掛け、ん・・・まぁ、何らかの形で働きかけ中国漁船船長の解放を迫った・・・促したって話になると忌々しき自体なんてもんじゃない。いよいよ日本独自の報復力の必要性が現実味を帯びてくると言うことじゃないですか。
防衛白書やマスコミでの中国の軍事力の近代化や拡大、更には挑発的行動を特集した記事などを見ると、憶測から「なんだ、アメリカも頼りにならないじゃん。」的な結論で喜んではいられないと右でも左でも当然、思うはずなのだけどなぁ・・・。
もし、喜んでいる人がいるとしたら相手を言い負かしたい一心で目が曇っているか「主権などどうでも良い。」と考えているとしか思えないと言うことになるでしょうね・・・。
さて、どうするべきか。中国の力がもっと弱い内に確りとした対応をとって来なかった日米が悪いんでしょうけど、過ぎたことを今更言ってもしょうがないしね・・・。これから、これから何をするかだろうなぁ。まずは自助努力。次に日米の連携確認。
あぁ。そうそう。中国漁船の船長、処分保留で釈放らしいよ。まぁ、日本側は圧力に関係なく通常の判断だと言う体だと思うんだけど、那覇地検は「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」なんて言ってるね。
地検が?日中関係を?考慮した?。へぇ~。そんな権限が那覇地検にある訳?日本の国内法に基づき清々粛々とやってもらえれば、それで十分だと思うんだけどね・・・。多分、悪しき前例を作っただけで、あまり正しい判断じゃないと思う。
日中関係に配慮って都合の良い言葉だよね。でも実質的には「主権を諦め中国に屈しました。」じゃない。尖閣の主権は日本にあるのだから日中関係に配慮する必要なんて一切ないはず。
本当は自国の主権を重んじない日本政府の中国に対する弱腰と中国ロビーがアメリカ政府に働きかけて何ら釘刺してきたんじゃないの?。んで地検の判断ってことで済まそうとしているんでしょ。それと同時にレアアースに絡んで産業界が働きかけた。この辺じゃない?違う?。地検独自の判断?、そんな訳ないでしょ。
働きかけ=圧力じゃないけど、近い要素が含まれているからね。つまり言葉遊びの範疇。
あ~ぁ。これで主権を脅かす悪しき前例がまた増えたなぁ。レアアースやフジタ社員4人を事実上人質にとった形だったからね。もう、ムチャクチャ。レアアース程度ならまぁ理解するけど、フジタ社員の件、中国側は通常の行為だと言うけど事実上は人質じゃない。ここまでやるのかって感じだよねぇ。
単に中国の圧力の屈したなんて思う人が大半だろうなぁ。圧力に屈したのだとしても日本側が何か利益を得てるのなら評価できるけど・・・多分、中国の報復が解除される程度のことでしょう。失うものばかり大きくて、日本は何も得ていないと同じだよね。
まぁ、過ぎてしまったことを嘆いても仕方ない。取り合えず今後は、先島諸島に自衛隊の防衛拠点をおき、そうそう即応と上陸作戦も重要になるから海兵隊化した部隊も必要だなぁ。そして尖閣周辺に展開、更にアメリカ軍と合同も含めて軍事演習を頻繁に行うことだね。それで今後、日本領海には何人も一切近づけないことだ。例え漁船であれ。それこそが日中の友好と平和の糧になる。
え?これって対中強硬論?、違う違う、中国は国力・軍事力を増しているでしょう、そして日米に対して挑戦的な対応を行っている。そう以前から見て増してる分に合わせ相対的に対応するべきだって言う単なる中道論ですよ。
沖縄に米海兵隊を置かなければならない一番の理由って、「沖縄に基地をおいてくれるなら、仲良くしてあげるよ。」ってアメリカが言うからでしょう。今の周辺情勢から言って、これを批判するのはおかしい。
少なくとも日本はアメリカの要求を飲むことで報復的抑止力を安定的に得られているじゃないですか。経済でもなんでも同じことですよ。何らかの見返りがあるから従う。反米・日米安保否定派でしょうか。彼らは、ここを肯定すると話の前提が崩れるんだろうなぁ・・・。だから視野を狭くして批判できるところだけを探す。
尖閣諸島問題とか言ってテレビでも語られているし、防衛白書などでも中国の動きは挑戦的だとされている。そこで「中国に対して正論を貫くこととアメリカの機嫌を損ねる行為を今の日本が両立できるとは思いますか。」と問った場合、多くの人は「中国が強硬なら日本はアメリカに頼らざるを得ない。」と考えるんじゃないですか。まぁ、屁理屈とか言葉遊びで煙に巻く人もいるとは思いますけどね。
挑戦的な中国の動きがあるなら、少なくとも今の日本にとってアメリカとの連携は必要でしょう。そこで「僕は友達だよ。基地を沖縄においてよ。おいてくれるなら仲良くしてあげるよ。おいてくれないなら絶交だよ。」って言われたら、どうします。責任ある立場なら国民に覚悟を持てとは言えない、つまり沖縄を犠牲にせざるを得ないでしょう。
全く・・・。時間があれば将来のビジョンを描いて徐々に慣らすこともできたんです。返還後、賛否問わず皆で協力して本気で取り組んでいたら、今頃、沖縄の基地はもっと別の形になったでしょう。
しかし、そうはならなかった。それは仕方ないんです。こっからでしょう、時間を掛けて変えて行くのは、なんでも一気に変わるものじゃない。ビジョンを描いて徐々に変えて行くしかない。
アメリカも中国も時間を掛けて徐々に変えて行くしかない。日本の安全保証体制だって時間を掛けて徐々に変えて行くしかない。国連だってなんだって時間を掛けて徐々に変えて行くしかない。そして実るんです。焦れば実る前に落ちる。実る前に落ちのたのが今の沖縄基地問題なんじゃないですか。
本来は基地だけの問題じゃない。周辺情勢、国際情勢含めてもっと複合的に解決しなければならない問題でしょ。北朝鮮問題を何とかする。中国の覇権主義を何とかする。中東問題を何とかする。こう言ったことに心を砕き、外向きに思いを広げれば世界平和にも繋がるじゃないですか。
なのに全く視点を狭くして今更、沖縄海兵隊は抑止力ならないって、焦る気持ちも解るけどね。でも有識者がゲバルトを前提に煽ってどうするんですかね。
全く、ご苦労様です。
中国漁船の船長の拘留を延長した云々で、中国は外交的報復と経済的報復に出たね。んで日本のマスコミはちょと弱腰。いいや。それじゃ駄目だ、中国を追い込まなければならないでしょう。
漁船の船長帰さない程度のことで中国は大規模軍事衝突の危険を犯してまで軍事行動なんてできない。日中の繋がりを考えれば経済的報復にしても自らに大きく跳ねかえって来るようなことまではしない。外交にしても決定的な対立は日米の繋がりを強めるばかりか、経済が重視される現在の中国にとって必ずしも良とはならない。
現在受け手に回っている日本側は多少の損失はあるにしても、自存が危ぶまれるほどの事態に陥ることはけしてない。つまり、かなり強硬な策が講じられるってことでしょう。
やるべきは実態はどうあれ日本は追い込まれていないことを示し、中国を追い込むことです。
経済的報復も外交的報復も軍事的報復も今の日本にとっては無駄なんだと言うことを示さなければ、次は更に進んだ方策を採ってくるってことなんじゃないですか。つまり現政権を試しているんですよ。
この件は、日本が今まで何度も負けてきたチキンレースを制するか否かの問題でしょう。ここを制さなければガス田その他の検案も中国に有利なものになるんじゃないでしょうか。
あれだよね。ほら、例えば「尖閣諸島は日米安保対象」って米側は主張してるじゃん。ってことは、まぁ、沖縄海兵隊はそうね。日本の離島防衛において連携するって体だろうなぁ。12月の離島奪還訓練でどうなるか知らんけど、第7艦隊が支援するそうなので強襲揚陸艦が出て来るって話なら海兵隊が乗るんだろう。
まぁ、そうね。このブログでも何回か書いているけど、沖縄海兵隊ってヘリボーンが前提で大方が台湾有事用なんじゃないの。台湾が防衛上日本にとって重要な位置にあるって言うことが基本なんだけど、台湾が中国領になれば、中国海軍が太平洋に進出するからね。そして南シナ海の制海権も握ることになる訳だ。
まぁ、アメリカと中国で全面戦争なんて考えられないよね。損害が地球規模になる可能性だってあるし、それは互いに解っているんだろうからアメリカが参戦を表明せざるを得ない以上、中国にしても、そうはならない方法を考えるじゃん。
んで消去法で行けば、台湾海峡での大規模な武力衝突や空爆、ミサイル攻撃を前提にした衝突なんてのは台湾軍・アメリカ軍・日本も巻き込んでの全面戦争になる可能性が十分にあるんじゃない。だから中国が安易に踏み切るとは思えない。つまり互いに放つ報復的抑止力で動けない状態。
やるとしたら小規模戦闘でことが成せる米軍が到達する前にことが済んでしまうような作戦。多分、そうね。斬首作戦なんてないだろうけど、あるとしたら、事前に経済・文化での繋がりを強め政治家・軍部、また一般に中国側の人間を深く潜り込ませ、選挙などで体制が一気に変わって独立の気運が高まったと中国側が判断した時点でのクーデター的な方向性だろうなぁ。
まず、空港・港・軍施設・発電所など重要拠点を破壊でしょう。んで同時に中国側の小規模部隊の手引きでしょうね。んでさ。台湾軍の動きをある程度鈍らせた時点で本格的な侵攻、そして占領ってこところでしょう。政治家・軍部に中国側の人間が深く潜り込んでいるなら、そうそう難しいことじゃないんじゃない。
アメリカ側からすれば、台湾を国とはしていないんだから占領されれば国家主権主義に阻まれ後はどうすることもできないじゃん。そうなる前に手を打たないと行けない。抑止力を保つには「我々はいつでも即応として参戦できるぞ。そして本隊が到着するまで戦闘を継続できるぞ。」って前提が必要になるでしょ。
つまり即応可能な戦力投射能力があると言うことを示さなければなんないってことになるじゃない。そこでヘリボーンを前提にした沖縄海兵隊ってことなんでしょ。
中国の小規模部隊が台湾に入った程度のことなら航空優勢は台湾側にまだあるだろうからヘリでも行けるしさ。戦闘継続の既成事実ができれば米軍の本格的参戦の前提ができるから報復的抑止力が構成できるしね。
まぁ、沖縄海兵隊程度の戦力参戦であらゆる事態を完結できる訳ではないよね。従って、ある場合においては広義で言う拒否力ではないんじゃない。つまり沖縄海兵隊は拒否的抑止力をあらゆる場合において構成している訳ではないってことだ。
でも、その中で本隊参戦の前提を作るってことなら、後に参戦する報復力を前提にした報復的抑止力を構成して相手が動けない状態を作り出せるってことになるでしょ。
何らかの理由で参戦できないってことが相手に解れば抑止力にならないからね。参戦できるって前提、戦力投射能力があると言うことを示しておかないと抑止力にはならない。
そもそも台湾とアメリカの攻撃だけで中国に大きなダメージを与えて沈黙させるなんて厳しいでしょ。んでも戦争になれば互いに大きな損害が出るよね。それが抑止力になるってこともあるんじゃない。
アメリカのマイケル・シファー国防次官補代理が中国と台湾の現状について「戦略の基本は早期に攻撃をかけて、米国などの第三者が介入できないうちに台湾を屈服させることだ。」なんて言ってたよね。
んで、具体的に「海上封鎖」「特別ゲリラ投入を含む限定目標攻撃」「空爆とミサイルによる限定攻撃」「水陸両用上陸作戦」なんて場合を挙げていたけど、まぁ、考えてみればそうだよね。
中国が何もしないなんて考えられないけど報復的抑止力、まぁ相互に確証できる損害と言うか全面戦争の恐怖と言うか、それが効いているんだから、中国はあらゆる手段を講じられる訳ではない。しかし方法が全くない訳じゃない。米国などの第三者が介入できないうちに台湾を屈服させれば良いんだね。
んで、こちら側は予測される事態に対して講じられる手段を示し、戦力投射を確保しなければならない。んでないと抑止力は構成されないからね。当たり前と言えば当たり前なんだけどさ。この辺は複雑だよね。んでも抑止力を否定する根拠は見当たらない。
俺はね。普天間問題においてアメリカは絶対的な悪で意味もないのに居座っているとは思ってないんだ。アジアに対するハブ基地も含めてアメリカ政府にもそれなりの正義があり、その正義が沖縄の反対派の抱く正義と食い違っているに過ぎないと思っているんだよね。
まぁ、俺としては抑止力になると思っているから互譲案として過去に考察されたモジュール式の浮動基地MOBかサブセミ式、またポンツーン式のメガフロートか重力着底型プラットフォームなどの海上基地を生活圏からできるだけ離れた海上に建設すると言う手もあるんだと思っているんだけどさ。
例えば、MOBなら自発的な移動が可能なのだから、日本政府による今後の交渉や周辺情勢、国際情勢の変化で、他所へ移動することも可能な訳だからね。そう言った海上基地への移設と言う方策を採れば沖縄の基地負担は大きく軽減されるんじゃない。
更に言えば、海上基地の有効性が証明されて行けば、日本における他の米軍基地も、順次海上に移して行くと言う方向性だって見出せるでしょう。ただ、海上基地なんて建設に金は掛かるし、地元にも金は落ちないけどね。
まぁ、日本全体での負担ってことだからさ。金のことは良いとしてさ。それを含めても中長期的展望から言って日本に利すると思うんだけどなぁ・・・。
俺の考える解決策なんてこの程度で現実味を帯びているかすら解らないけどね。んで現状に食い込む方法なんて思い浮かばないかなぁ。まぁ、兎にも角にも、より直接的に話し合える環境を作ることが必要なのかもねぇ・・・。
おしまい
9月12日名護市議選で基地移設反対を掲げる稲嶺市長派が過半数を獲得しましたよね。激しい切り崩し工作があったとか、交付金凍結などとかもあったとかね。色々あるようですが、結果として27議席中16人が市長支持派って言うことですか、11人がそれとは別ってことね。
多分、12月の県知事選も伊波さんが良い線とか行くんじゃないの。当選とかさ。だとすっと辺野古移設は凍結だね。アメリカは基本的に日米合意以外は駄目だって姿勢だし、グアム一部移転も先延ばしらしいしね。だとすっとアメリカが言っているように当分は普天間が維持されるってことじゃない。多分。
政府は両論併記の環境アセスメントを出してきたよね。アメリカはV字滑走路を推している。時間が掛かるとか言って、更なる海上への移動は否定してるしさ。それに対して日本側は辺野古住民への負担軽減を前提にV字よりも環境への負担が少ないとされるI字滑走路を推してるよね。
更にジュゴンの餌場である藻場を守ろうとかしている訳なのだけどね。ん・・・。まぁ、できる範囲でアメリカと交渉をして努力はしているんでしょう。
んでも、沖縄側は、今のままと言うか、そのまま行くんだろうね。沖縄の反対派は県外・国外移設しか認めない。今回の選挙の結果なんか見ると、県内移設を前提としているのでは一切交渉の余地なんてないとは言えないんだろうが、その余地は極めて小さいんじゃない。
つまり国際情勢に劇的な変化が現れ、誰の目から見ても米軍の必要性がなくなるか、そうでなければ、どちらかが何かを犠牲にして折れない限り解決はないってことだね。んでどちらも折れる気配はない。
んじゃ、防衛云々は凍結を前提に考えないと駄目だろなぁとは思うんだけど、TVショーなんか見ても、ほら、不安を煽る感じで「凍結されれば、日米の亀裂が生じて東シナ海の安定が損なわれる。」的な見解しか出なくてさ。
だいたい考えて見れば、凍結状態になる公算が大きいいんじゃん。世界一危険な基地なんでしょ。普天間はさ。国際情勢なんてどうなるか解らないんだから駄目だった場合の移設に向けた第2案を用意しとかないといけないんだけどね・・・。
そもそも地域住民は自分の生活が全てで天下国家なんて考えて選挙に臨む人って少ないでしょ。危機が極々身近に迫ってでも来ない限り東シナ海のことを考えて選挙に行くなんて、そんな人、極々一握り。それは周知の事実であるはず。
最初から地域住民の反対も考慮にいれた戦略が必要な訳なんだけどさ。前政府も現政府も、なんとか説得しようってことが中心で、第2案とか、そこまでは行っていない帰来があると思うなぁ。これが日本の政治の限界なんだろね。
アメリカが「領土紛争は日米安保の範囲外。」って宣言した時点で、報復的抑止力は大きく損なわれる。そうなれば日本の9条を前提にした拒否力だけでなんとかしなければならなくなるのだから「アメリカの機嫌を損ねては行けない。」なんて言うのは理解するけどさ。
沖縄県民だって国民なんだからね。彼らの思いを実現するのも政府の仕事なんだよなぁ。俺の立場から言えば、ディレンマ以外の何物でもないけど、まぁ、人其々考えがあるんだろうね・・・。アメリカが一方的に悪いってことで一致している人々も多くいるんでしょう。
なんて言うかなぁ・・・。なんて言えば良いのかねぇ。日本政府側で全権大使を設け公式にアメリカと沖縄が直接交渉できる場を設けるとか、アメリカの言い分と沖縄の言い分を直接戦わせるとか方が良いのかもなぁ。
いやはや。中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突事件。ここにきて中国側の抗議が激しくなってきましたね~。
韓国も竹島でやってるけど、日本は立場上、尖閣諸島に領有権問題は存在しないって主張なんだから、当然、清々粛々とことを進めれば良いのだけど、まぁ中国、台湾からすればね。それは領有権問題な訳でね。あちらが主張し続け、何らかの行動を続ける限り実質的には領有権の問題な訳だ。つまり対処が必要だと言うことに帰結する。
あちらさんにしてみれば、海洋資源、まぁ石油資源でしょうね。これを狙って引けないって言うか。それ以前に言った以上は国内向けとして引けないと言うか。結局、中国側の力が弱い内に厳正な処置を講じてこなかった自民政権時代の弱腰が招いたことなんだろうけどね。「何が保守派だ。」って声も聞こえて来そうだ。
国家なんてもんは国益が重視でね。国益と言ったって物質的なもの、例えば資源確保とか、領土拡大とか、また国民の個人の興味、例えば国家的使命とか、国家的栄誉とかまである訳なのだけど、その中で物質的なもの、例えば海洋資源があれば許容の範囲で確保するのが当然なんだよなぁ。
んで、相手方は領有権を主張し、ちょっかい出してきている訳だけど、まぁね。止めろと言って止める訳でもないでしょね。まぁ、重要になってくるのは「やっても無駄だなぁ。」って思わせる拒否的抑止力な訳だけどさ。
相手方にしたって全面戦争なんて嫌だろね。損害が大きくなるし、だからそこまではやらない。でも、「隙あらば。」とは思うかもしれないね。んで今回の事件やら先日の中国艦船による海上保安庁の調査活動に対する中止勧告やらなんか利用して消極的に揺さぶって様子を見ている。
何が、原因かなんて解らないよ。色々理由はあるでしょう。例えば中国は最近、融和的外交を繰り広げている帰来があるからね。その態度に対して所謂ナショナリストは不満を感じるなんてこともあるでしょう。そう言った不満を逸らす意味もあるかもね。
また、最近、日米関係がギクシャクしていたじゃん。その辺の、なんて言うかなぁ、日米の結束力みたいなものを試しているなんてこともあるかもなぁ。
キティーホークの事件なんかもそうだけど、挑発や軍事訓練や今回の事件のようなものを利用し、国内向けに自国の勢いを示すことと同時に日本側を揺さぶって政治や外交や防衛力とそれに伴なう意志の状態を確認し隙を見て、できれば日中中間線を越えたい。
自ら領有を主張する離島を実行支配したい。そうでなくても自らの抑止力を示し、外交を有利に進めたいなんて言うのが中国の本音なんじゃない。当たり前の話なんだろうけどね。
俺個人が考える日本がやるべきことを言うなら、政治では総理の揺るがないリーダーシップを示すこと、外交では一切曲げず毅然とした態度で挑むこと、防衛では、このブログで何度も言っていることだけど、自衛隊の防衛拠点を尖閣諸島周辺に置き意思の表明と訓練などを通じ拒否的抑止力を示すこと、なんて極々当たり前のことをやることだね。まぁ、それしかないしさ。
アメリカは、まぁ、そうね。日本が存在することの利を考えれば当然、連携を主張してくるんじゃない。日本にとっても現状では必要なものだろうしさ。日米の安全保障に関する政治的表明や合同軍事訓練などを通じ、日米共同の防衛体制を表明することで抑止力を確保しようとするんでしょう。
何れにしても領有権の問題なんて消えてなくなるものでもないからね。だから抑止力なんてものが必要なのであってさ。実際問題を言えば中国がどんなに騒ごうが、日本に実害が発生しなければ良いんじゃない。軍事に限らず十分な抑止力を備え、実質的に侵攻できなくすれば良いってことになりますか。
いや~・・・。尖閣周辺騒がしいよね。台湾からも来てるみたいよ。民間団体のようだけどさ。共闘とかなんとか激しいみたい。馬総統は中国一辺倒みたいで、ほら最近、中国が横槍を入れたとか言われるADIZの問題もあったよね。
今回は護衛のため12隻の艦船を派遣したとかで、尖閣の主権を訴える純粋な自発的行為とか言っている。領有権の問題なのだし、行動すること自体は否定されるべきものもないけどね。そして当然、日本は主権を守るため清々粛々と対応するべきなのだけど・・・台湾って今後どうする気なのかちょっと心配。
なんか、台湾で行われた民間団体の日本側に対する抗議活動では日米安保反対とかの声もあったとかでさ。つまりは日台・米台関係が世論に押され希薄になる可能性もあるってことでしょう。
防衛白書によるとね。中国は軍備の近代化と言う名の軍備の拡張を行ってる、強烈にね。更に尖閣とか台湾とか周辺での軍事行動を常態化させ、危機感の麻痺を狙っているなんてこともあるらしい。つまり戦力投射を担保してるってことでしょう。ことが起きれば逸早く対応が可能ってことだよね。
んで、国家体制の規模から言うと、台湾側から見ての統一って実質的に主権を中国に委譲するってことなんじゃないの。自分らがそうしたいって言うなら別に俺個人は構わないけど、ただね。やり過ぎっと自らの主権を失うことだってあるんじゃないって話さ。
慎重に行かないといけない面もあるんでないの。北沢防衛相が沖縄の先島諸島に防衛拠点を置くとか言ってるんだけど、それって台湾が中国に急激に接近しているからってこともあるとかないとか言う憶測をしている人もいるみたい。
つまり台湾が中国の勢力圏内に入っても早急な対応を可能にするためって言うことらしいんだけど、まぁ、他人の憶測だから詳細までは知らんけどさ。
俺個人は平和的な統一を阻む思いはないんだけどね。ただ、現状から言えば、中国の軍事は日米に対して挑戦的でしょう。例えば中国の攻撃型潜水艦が沖縄沖で訓練中のキティホークに全く気付かれず接近して浮上したとかさ。何のために、それは新たな抑止力を手に入れ自らの勢力外との外交を有利に進めるためなんじゃない。
台湾が中国の勢力圏内に入っても日本に対して挑戦的な軍事が止むとは思えないね。日中中間線問題やら尖閣の問題やら解消される訳でもないしさ。日本が自らの勢力圏内に入るまでそれは続くでしょう。
んで中国が現状の思惑を維持し、台湾と統一するなら、日本は沖縄に更なる防衛拠点を置かなければならない状態になるんじゃない。その時、沖縄県民の反発はあるだろうからね。どうすんのかなぁ、この辺。沖縄切り離しって話になる訳ないし、やっぱり特別措置法か、やだやだ・・・。
まぁね。日本の安全保証と言うか。抑止力の軽減と言うか。普天間基地問題と言うか。レフトサイドから最近、日本で集団的自衛権の行使を可能にして中国も含めたアジアに国連・アメリカ・NATOなどとも連携できる安全保証条約機構を築こうなんて話も出てるけどさ。
長期的に見た将来的な可能性としては否定しないけど、ほら、確りとした条約を構築して参加国の全てが独自の考えを持てる程度の力関係を作りだし公平な議決権と発言権を与えられないと酷い目にあうのこっちじゃない。良好な条約をって話なら擦り合せ擦り合せで膨大な時間かけないと駄目だよね。
時間をかけるなら良いけど普天間問題のような現状を現状でどうにかするって言う話なら賛成できない。成果を急げば妥協が多きくなるもので、結局、外交力、つまりは強大な軍備と戦力投射能力がある国に押される形になったりするでしょう。
んで特定の国の意向に押された条約ではどうしても決定がその国の意向に沿う形になるじゃない。国連が良い例じゃん。
対抗する勢力があるから自らの影響力を大きく残した形で地域的安全保証体制を築こうなんて発想を抱く、つまりそれは中国を対抗勢力と見なした日本側の発想じゃない。中国からすればアメリカ側が対抗勢力なのだから、アメリカや国連の影響がある安全保証共同体なんて受け入れるのかどうかってことだよね。
安全保証体制ってことは少なくとも相互不可侵は必要な訳でね。つまり抑止力が効かなくなることを意味する。そんな条項かある条約の中で一国が突出した軍事的影響力を持つと言う形では、その国が対外的に不当な行為を行った場合に法的にも軍事的にも容認せざるを得ない形になるじゃない。今の中国なら懸念はアフリカでしょう。
外的に見ても国際法なんて曖昧だし、そもそも強制力が伴なっていなからね。東アジア共同体構想でも憶測されているように、中国はアジア地域における自国の影響力の拡大を目論んで、更に米国や欧州共同体に対抗したいって考えてるらしいじゃないですか。影響力を担保するものつまりそれは軍事と戦力投射能力でしょうね。
ただ、超長期的に将来のビジョンを描いてじっくりとやるって話なら賛成。
まぁ、良いさ。短期的展望ってことでね。米軍基地問題を考えて見ますか。出発がそこなんだからさ。東アジア安全保障共同体について個人的見解。
まぁ、集団的自衛権の行使を可能にしてアジアに国連・アメリカ・NATOなどとも連携できる安全保証条約機構を築こうなんて話は、日本が集団自衛、つまり国連憲章を履行する正当防衛を担保するものとして参加する地域的条約機構を構築し、東アジアにおいての相互不可侵の状態を作り出すってことでしょう。
そのことにより報復的抑止力や拒否的抑止力の意味を薄め、アメリカ依存型の体制を改めようようってことが主軸なんだろうけどさ。
結局、条約の締結は相互不可侵が成立する訳でしょう。従って領土問題の解決を得ないと無理な訳だよね。無視すれば実行支配している側が極端に有利になる。まぁ、皆、気の良い奴らで、それが解決したと仮定しますわ。
日本は何らかの形で集団自衛を可能にし、条約を締結。中国は何らかの形で条約を締結。更に例えば付属議定としてアメリカが条約を締結するとします。んで条約そのものは公平・平等を謳っている。まぁ、ここまでのプロセスが一番重要なんだけどね。それは端折ってさ。
地道な努力以外、何も思いつかないのが本音です。それでは現状に対処できないので却下でしょう。何らかの奇跡的現象が起き、そのことによって短期的な達成が可能になったと仮定します。
中国は外交上、アメリカと対等に渡り合える国なんから、アメリカの影響のみが共同体の中で突出するなんてことはない。つまり其々の勢力が放つ力は相殺される。そこに条約による抑止効果が加わるって寸法。
んでさ。そもそも共同体を構築して公平に安全が保証されれば良い訳じゃん。安全保障共同体なんだから。条約でアメリカ側の攻撃は否定される訳だし、対する側があるとして抑止力は軽度で済む。
アメリカ側が参加するってことは条約によって対中、もしくは対米への報復的抑止力の意味が薄れるってことになるでしょう。まぁ、対テロとか何ら理由付けをして独自の報復的抑止力を持っていても対する条約が維持される限り恐れる必要ない。
極端な話、アメリカと中国における報復的抑止力の意味合いが薄れれば、抑止力を担保するもの自体の意味合いも薄れ、条約によって日中の相互不可侵が成立すればアメリカ軍が日本に基地を構える必要もなくなる。
つまりは近隣で起こり得る非国家間紛争に備えた拒否的抑止力のみで十分ってことになる訳です。共同体の純粋な利を考えれば中国は提案をすんなり受け入れるでしょう。メデタシ・メデタシ。なんてね。でも、そうは行かないんじゃないですか。
アメリカにとって中国は自由経済を維持し、大人しくしていてくれれば良いって発想になるんだろうけど、中国からしてみれば自国の影響をより強くし相手を屈服させたいんでしょう。アメリカ、国連、その他、国際社会と関係性を持つ共同体を構築し、条約によって抑止力が相殺されることは今の中国にとって不利を意味するんじゃないですか。
つまり分析力がよほど弱いものでない限り、日本側の思惑に沿った条約を中国は是としない。
ん・・・。現状で考えれてできそうなところか・・・。「それだって難しい。」って声が当然あるだろうけど、まぁ比較的って話なら日本・韓国・北朝鮮が非核の当事国、付属議定としてアメリカ・中国・ロシア・イギリス・フランスが核攻撃をしないことを確約する。つまり非核地帯条約。
これだとアメリカや中国と日本・韓国・北朝鮮の関係でアメリカ、フランス・イギリスと中国の間の核による報復的抑止力に関係ないからね。「勝手にやってろ。」的な関係性。
まぁ、先んじて日本・韓国で条約を締結ならハードルは低いし短期的にできるはず。日本が主体的になれる交渉の窓口もできるしさ。んで、まずフランス・イギリスを日韓共同で説得し、其々を批准させる。更に連携して北朝鮮とアメリカ・中国・ロシアを説得って形ですか。これなら北朝鮮問題に対して6ヶ国協議とはまた別の第三手段が得られるんじゃない。
アメリカが北朝鮮に対する核攻撃を完全に否定することを前提に交渉できるなら、北朝鮮側からして抑止力の必要性が多少低くなることが見えてくるでしょう。んで、通常兵器に対する抑止力として核が維持されるべきか否かと言う問題になる。
更に戦争終結交渉と国交正常化交渉を同時に進めれば交渉の過程で軍備の必要性の更なる軽減が見えてくるじゃないですか。そこに莫大な資金援助と言う人参をぶら下げれば援助を得るために《朝鮮半島における非核化》と言う大義を掲げやすくなるでしょう。
んで、中国、ロシアに法的な拘束力の元、北朝鮮の行く末に確りと責任を持たせる、更にその他は金銭的援助を行う。また北朝鮮色を薄めるため韓国・北朝鮮に統一交渉を加速させるための援助を行う。こんな感じですか。
一度、甘みを知れば、また欲しくなるものです。統一が北朝鮮に有利なものでも、南側は元の甘みを欲するでしょう。そこに自浄と言う名の欲望の回帰が起きる。んで北側の近代化が加速する。
国連もアメリカも非核地帯には賛成してるし、ハードルは比較的低いでしょう。更に非核地帯条約締結を足掛かりにして、次のステップ、例えば東アジア安全保障共同体構想に進むとかなら現状から主体的にやれる道筋なのかもしれない。ただ時間はかかるでしょう。南米、その他の非核地帯条約のようにね。
まぁ、個人的意見だけどさ。
【平成22年度版 防衛白書】
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2010/w2010_00.html
【産経】
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100915/chn1009151423005-n1.htm
つづく・・・かもね・・・。