年明け早々から仏事があると、その後、続く例が多いのですが、
今年も1月に4件あり、もしかしてと思っていたところ、昨日は2件同じ日。
そこへまた、今日、お一人が・・・。合掌
さて、11日は東和町の土沢神楽さんの舞初めでした。
予ねてより、ご案内を頂いていたので、道路に雪のない今年こそはと云うことで、
午後一番に東和町コミュニティセンターへ。
何年か前に出来たばかりの建物で、使い勝手の良さそうな感じです。
1時30分少し前、奏楽でスタート。
1番目は鳥舞
土沢神楽さんは早池峰大償流の神楽で、遠野で同系をルーツとするのは、
鷹鳥屋、湯屋、鱒沢白山、白石で、湧水神楽も含まれると思われます。
流石にひとつひとつの所作が丁寧できれいな舞でした。
2番目は三番叟
小中学生ぐらいの子、デビュー戦だったでしょうか?
お客さんからの大きな拍手が今後の励みになることでしょう。
この会場は正面と左右にゴザが敷かれ、正面のゴザ席後ろがイス席でした。
当初、正面のイス後方から撮ろうかと思いましたが、ゴザ席が空いていたので、
かぶり付きです!笑
3番目 注連切(しめきり)
1月下旬開催の遠野郷神楽共演会で塚沢神楽さんが舞った諷誦(普勝)の舞と共に
荒舞の代表的なものだとのことです。
素戔嗚命(スサノオノミコト)でしょうか、いかにも恐そうです。
初めの方では棒を持って振り回します。
後半は注連縄を刀で切り、神の座を閉するということになるそうです。
今回はこれで終わるということではなく、構成上、3番目にもってきただけ。
さて、この舞が始まる直前のこと、
注連縄を切るシーンを上手い具合に撮ろうと考えてこの位置に居たのに、
す~っと前にお座りになったご一行様、
子供達が一緒ということで、お爺さんは泣く泣く・・・
注連縄を切り終わったシーンを撮りました。(;^_^A
ここで、御花御礼口上
様々な芸能で口上を聞きますが、皆さん、滑らかに話します。
普段の会話すら噛む私は、羨望の眼差しで聞きました。笑
4番目は狂言
江戸見物に行った番頭の三太郎と本家のばあさんの話でした。
このような狂言もの、黒森神楽さんなども演じますが、
舞そのものを覚えるだけでも大変で、狂言まで行きつかない団体が多いと思います。
これまた、中休みに程よい笑いを頂き、ありがとうございました。
と云う事で、前編の終わりです。
どうも、どうも!
遠野からだと、自動車道を使ってすぐ会場で、なおかつ、駐車場の心配もいらないのでgood!です。
遠野から嫁いだ人や東和から遠野に嫁いだ人の子がこうして芸能関係者になっていること、うれしい限りです。笑
三番叟を舞った子のお母さんは地元の先輩なのでなんか世間は狭すぎるなぁと思いながら見てました(笑)