個人投資家が信じるものはこれだけで十分です。
昨日、今日と見送りでしたので、テクニカル分析の話しをしたいと思います。
絶対必要な道具は、表計算ソフトの『 エクセル 』。 これが使えなくては話になりません。
そして、どの程度の腕(知識)が必要かといえば、『 関数 』を自由自在に使いこなせるレベル。 VB(ヴィジュアル・ベイシック)やマクロは不要です。
ここ10年ほどで『 関数 』がメチャクチャ便利になったので、10年以上前にはVBでなければできなかったことでも、十分できるようになりました。 ですから、エクセルの関数を使いこなせるようになりましょう。
一番良く使うのは『 if 』と『 subtotal 』ですかね。 とくに『 if 』関数は、自分オリジナルの売買システムを作るときには必須になりますから、徹底的に訓練しましょう。 ちなみに、下に書いてあるのは、私が作ったもので、カラ売りした時の撤退サインを出す関数の記述です。
=IF(AND(F3302="下げ売り1",AA3303>0.1),"完全撤退",IF(AND(F3301="下げ売り1",AA3303>0.1,G3302<>"完全撤退"),"完全撤退",IF(AND(OR(F3302="上げ売り2",F3302="下げ売り2"),AJ3303>0.1),"一時撤退",IF(AND(OR(F3301="上げ売り2",F3301="下げ売り2"),AJ3303>0.1),"完全撤退",IF(AND(F3302="上げ売り1",AJ3303>0.1),"一時撤退",IF(AND(OR(AJ3303>0.2,AL3303>0),F3301="上げ売り1"),"完全撤退",IF(AND(F3300="上げ売り1",AJ3303>0),"完全撤退",IF(AND(OR(F3301="上げ売り1",F3301="上げ売り2",F3301="下げ売り2"),G3302="一時撤退",BR3303<30),"再戦可能",""))))))))
AA3303などには過去データの分析から相関性が高いと判断した変数が入っています。
スイング・トレードであれば、日足で10年分のデータを集めます。 そして、7年分くらいでシュミレーションを行い、売買システムを作ります。 そして、出来上がったシステムを残った3年分で検証します。 十分な勝率と損益比率を上げられるようであれば、実戦を始めましょう。 もちろんはじめは少額ロットからです。
損益比率は、損失と利益の比率のことです。 税金や手数料を引いた後で、最低でも1:1.5は確保しなければなりません。 この比率が高ければ勝率は低くてもいいですが、このレベルだと5割以上でなければなりません。
スイング・トレードでは、一般的に勝率は4割程度、損益比率は1:2くらいが多いようです。
今日も読了ありがとうございました。 おやすみなさい。
まず
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