非常に厳しい統計的事実。
個人投資家の約80%は、元本を減らして投資市場から消えていく。 元本を増やせるのは20%以下。 しかも、そのほとんどが小遣い稼ぎ程度で、飯を食えるレベルは1%に満たない。 投資で生活するなんて夢のまた夢。 小遣い稼ぎ程度でも、なかなか甘くはない。
ただ、メリットもいくつかあると思う(あくまでも個人的見解)。 一つは経済はもちろん関連分野(政治や軍事)に関する感度が非常に高まる。 新聞、インターネット、書籍などから知識、情報を本気で吸収するようになる。 やはり、自分の財布からお金を出していると真剣身が違ってくる。
もうひとつは、自分自身のこともよくわかる。 インターネットで投資状況を確認するのは、毎日合格発表を見ているようなもの。 ハラハラドキドキの毎日。 含み益が出ている時はいいが、含み損が発生しているときは、本当に見る気がしなくなる。 さらに、多少の悪いニュースでは動じなくなる。
だから、元金がゼロになっても、良い授業料だったと思えるような投資をすることが絶対条件。
レバレッジを効かして本業をリストラされた人もいる。 レバレッジとは元金の何倍かの投資をできる手法だが、実質は借金。 レバレッジが2倍であれば、元金と同額を借金をしているから、買値が半分になれば元金はゼロと同じ。 値下がりしだすと本業も手に付かない。 昼休みはもちろん、就業時間中もスマホを見る、ケアレスミスの連続、取引先との約束まですっぽかして、結局首になってしまった。
今日はここまでにします。 おやすみなさい。
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