は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

“三岸節子”に逢いに

2005-08-27 | 暮らし
「なぜ花がこんなに好きなのか。
神様がお創りになった造化の妙の中で、
こんな傑作がまたとありましょうか。」ー節子ー

    最晩年の はな 二つ

洋画家のパイオニアとして 時代の先頭に立ち続け
’99年 94才で亡くなるまで 画家として激しく 母として強く生き抜いた

画架にかけられたまま 絶筆となった 黄色い花と 
絵の具たちを見たときは 危うく涙がこぼれそうになった

婦人誌の見開きに使われていた このひとの「花シリーズ」を
額に入れ 新しい家を飾った日々・・・が遠い夢のよう