きがかりな フユカイな事を引きずって
坂道をひたすら歩いていると
寒さの中でも汗ばんでいて
角を曲がった途端の つめたい風に
マフラーを と思ったが・・・ないのに気付いて
仕方がないので 来た道を戻った
すれ違った人はほんの2・3人だったが
どこにも・・・見当たらなかった。。。
又来た道を
いっそう フユカイな思いと 疲れた体を引きずって
家まで帰りつかなければならなかった 昨日
そう 未練のあるものでもなかったが
そういう ミスをする自分が イヤ だった
それでも しばらくぶりの人にあって チョット立ち話をしたり
すれ違う車の友人にエガオで手を振ったり 寒空に 剣先のように鋭い幹を伸ばす*銀杏
命を内に秘めた裸木のうつくしさは この時季でこそ
柊南天*の紅葉した葉とかわいい花
*****そんなものに 気持ちがほぐれていった