4/19 記
昨日午後 折角の晴れ 庭仕事するべきか迷った末散歩を選びました
明月院は 浅緑の中 でした
枝垂れ桜は
4月15日位までが美しいですが
花吹雪が舞うのも美しいものです
受付の掲示 その通りでした 花びらも半ば落ち 赤い蕊が 別な花 の様で
こんなにもと 折り重なるもみじの若い緑が 日を透かして美しく
週末の午後にも拘らず人影も少なく 若いカップルも見られたけれど 声高な人もなく
方丈の前庭辺りは 線香の良い香りが立ち込めていて
なにもかもが 浸み込んでゆくような静けさ が 心地よいひととき でありました
ほの暗い崖のあたりには すでにたくさんの いわたばこ*の芽吹きが有り
苔の庭のあの緑は りんどう* `苔の所為で種が流れないんですよ' と園丁氏
帰り際 いつもの場所に 紅花栃の木の蕾も膨らんでいて・・・
私の思いも膨らむ
まるで 精巧な彫り物の様な 杉の実*