は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

枝垂れ桜

2015-04-20 | 暮らし

  4/19 記
昨日午後 折角の晴れ 庭仕事するべきか迷った末散歩を選びました 
明月院は 浅緑の中 でした 
  枝垂れ桜は
  4月15日位までが美しいですが
  花吹雪が舞うのも美しいものです
受付の掲示 その通りでした  花びらも半ば落ち 赤い蕊が 別な花 の様で
こんなにもと 折り重なるもみじの若い緑が 日を透かして美しく
週末の午後にも拘らず人影も少なく 若いカップルも見られたけれど 声高な人もなく
方丈の前庭辺りは 線香の良い香りが立ち込めていて
  なにもかもが 浸み込んでゆくような静けさ が 心地よいひととき でありました
  
  ほの暗い崖のあたりには すでにたくさんの いわたばこ*の芽吹きが有り
  苔の庭のあの緑は りんどう*  `苔の所為で種が流れないんですよ' と園丁氏
  帰り際 いつもの場所に 紅花栃の木の蕾も膨らんでいて・・・ 
     私の思いも膨らむ

         
  まるで 精巧な彫り物の様な 杉の実*