政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

日中GDP逆転、、、あまり「意味の無い話」だ、と思うが、、、。

2010年08月18日 05時19分14秒 | 経済
日経新聞 中国GDP、日本を逆転 4~6月名目 より
http://www.nikkei.com/news/article/g=96958A9C93819481E3E4E2E2988DE3E4E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2


「日中GDP逆転」と言う話、以前から分かっていた事であり、「よくここまで発展してきたな」と言う事は言える。

しかし、「日中GDP逆転」と言う事は、あまり「意味の無い話」である。


そんなに驚く事なのか?、、、。


ウォール紙、「通年でも中国が日本を超えそうであることを示唆している」、、、既に越えていると思うがな、、、。


当然だが、米国もそのうち抜かされるのである。

更には、インドにも抜かされると言う事が言える。


基本的には「人口が多い国が、相対的にGDPも高くなる」と言う事だけである、、、。


多ければ多いだけ、モノも消費され、金儲けの為の投資家の資金も投入、、、更なる発展と言う事だ。


しかし、「高いGDP=人々が豊かなのか?、、、」と言う疑問が湧いてくる、、、。

何が重要なのか?、、、「GDPの数値が、人々の幸福感よりも重要?」、、、と言う事が言える。


モンゴルの遊牧民や、砂漠のベドウィンの人々、、、。

GDPは高くはないが、考え方によっては、このような人々が「本当に豊か」と考える人も多い。




記事参照

日中GDP逆転、米メディア相次ぎ速報
2010/8/16 11:25

 内閣府が日本の4~6月期の名目GDPが同期の中国を下回ったと発表したことについて米メディアは電子版でいち早く速報し、今後は中国の存在感が一段と増すことなどを指摘した。

16日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは今年通年でも日本のGDPが中国を下回る可能性があると分析。

ニューヨーク・タイムズは「世界は新しい経済大国を考慮しなければならない」と強調した。

 ウォール紙は四半期ベースとはいえ、日中のGDP逆転が「通年でも中国が日本を超えそうであることを示唆している」として「世界経済の転換点」だと位置付けた。

そのうえで「中国の台頭は魅力的だが、脅威にもなりかねない」と予測し、経済だけでなく安全保障の分野などでも周辺国との摩擦を強めることがないよう、中国側の配慮も求めた。

 ニューヨーク・タイムズは日本の状況について「(経済成長の不振は)経済と政治の両面での衰退を反映している」と説明し「中国の優位が現実になった」と報じた。

ただ中国経済の問題点も紹介。「都市化に伴う弊害が生じており(発展具合は)先進国とはほど遠い」「輸出に過度に依存している」などとして、構造転換の必要があるとも論評した。


関連キーワード
ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、メディア、GDP逆転、GDP、中国、名目GDP、経済
• 日中GDP逆転、米メディア相次ぎ速報 (2010/8/16 11:25)
• 製造業を追い出すな 雇用・再成長の岐路に立つ (2010/8/13付)

http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C9381959FE3E4E2E3908DE3E4E2EAE0E2E3E29C9C91E2E2E2



中国の人口が、日本の人口の10倍以上なので、日本と同等レベルと言う事になれば、「GDPが、日本と同じ」と言う事ではなく「中国のGDPが、日本の10倍くらい」にならないと「日本と同等」と言う事にはならない。

「世界経済の転換点」と言う事では、「リーマン・ショック」であろう、、、。

この為に米国経済は崩壊し、その悪影響が世界に広がって行ったと言う事だ。


ニューヨーク・タイムズの日本の状況について「(経済成長の不振は)経済と政治の両面での衰退を反映している」と言うのは、半分違っている、、、。


「人口が少しづつ減っている」事は衰退であるが、最近の日本の経済状況を考えた場合、大企業側の利益は1.5倍に水準で上がっているのだが、そこで働く社員、派遣を含めた労働者の賃金レベルが1980年代の水準にもなろうとしている、、、。

正常な企業経営、経済状態であるのならば、年月が経過するごとに平均賃金レベルが上がって行くのが普通である。

しかし、労働者の平均賃金レベルが年々下がってきているのである、、、。

大企業はボロ儲け、労働者は派遣労働などで年々、低賃金化、、、。


日本の大企業は「ボロ儲け」しているのである!。


国内の中小零細企業を日本の大企業は「より安く」と言う事で使っていないと言う事だ。

多少、高くとも、日本の大企業が、国内の中小零細企業を「使い出せば」、状況が全く異なって来ると言う事だ。


異常な金儲け主義の経営者の為に、現在の日本は異常な経済になっているのである。

近いうちに正常化しなければならない!。


政治面では指摘された通り、不慣れな与党が「よりスピーディに物事を決定して行く」事が必要だ。



資金の分配、「賃金のカーブを正比例化」する事が、デモも起きにくくなり健全で、堅牢な経済、社会を構築出来るのである。

又、国家としての健全な経済成長と言う事を考えた場合、「右肩上がり」になると言う事は簡単に考えれば「人口を増やす」と言う事に行き着く。

これ無しで、「右肩上がり」になると言う事は、自身の努力ではなく別のベクトルの働きによると言う事が言える。

人口が増えない状態での「右肩上がり」は「バブル」そのものであり、いつかは「崩壊する」と言う事だ。

度々、株式番組などで「右肩上がりのグラフ」を見せつけられるが、上がり続ける事などあり得ない、、、。

経営者は「ムダを省く事に注力するが」、日本の現状を考えた場合、「本来、労働者に分配される部分が渡されていないのである」。

何も生産しない、派遣企業の為に吸血されているのが問題だ。

この為に、全体像を平均的に見れば結局は低賃金国家となり、「全体的な消費パフォーマンス」を下げる結果になっているのが現状である。

収入ピラミッドの一部、上位10%の人は能力以上に「貰い過ぎ」と言う事が言える人が多い。



同義記事

中国GDP、日本を逆転 4~6月名目
2010/8/16 11:08
http://www.nikkei.com/news/article/g=96958A9C93819481E3E4E2E2988DE3E4E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2

GDP:4~6月期 中国、日本を逆転 反応は控えめ
毎日新聞 2010年8月16日 21時56分(最終更新 8月17日 0時47分)
http://mainichi.jp/life/money/news/20100817k0000m020090000c.html

日本経済成長率弱まり受け、米国の対中懸念高まる
2010年08月17日 13:17更新
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/100817/59146.html

GDPが日本抜いた中国、目立つ「有頂天になるな」の論調
2010/08/17(火) 16:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0817&f=national_0817_140.shtml

「中国経済力の一面示す」 日本をGDP逆転で商務省
2010/08/17 18:33   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081701000740.html




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