会派視察2日目は、大坂府議会から調査を開始しました。
府議会では、議会改革検討協議会の今井豊会長に加え、神田経治次長ら議会事務局職員の皆さんが丁寧に対応していただきました。今井会長は、大阪維新の会・府議会議員団の幹事長でもあります。
今井幹事長は「議会基本条例を制定した大阪的動機は、オンブズマンが全議員の政務調査費について問題視し、その一部は裁判となり、多い人は1000万円くらい返還した。そこで、議員の役割は何か、ということをみんなで考えた。地方自治法には議員は何なのか書いてない。だったら、受け身ではなくて、私たちはこう考えていますよと、打って出る議論をしようという雰囲気が情勢され、議員はこんなことをせんないかんと自分たちから明確にしようという意識になった。だから、綱領、申し合わせではだめで、条例の制定となった」と大阪府議会が議会基本条例を制定した動機をざっくばらんに語ってくれました。
政務調査費は透明化し、人件費なども政治活動分と政務調査活動分とを厳しく区分して支出することとしたので、多くの支出が案分になったそうです。私も、鳥取県議会の議会改革推進会議メンバーですが、政務調査費の見直し議論に参加させていただきましたが、同様のぎろんをいたしましたし、大阪府議会以上に厳しいガイドラインになったと思います。
地方自治法上で認められているのは、政務調査費です。しかし、議員の活動には、政治活動もあります。国会議員には政党助成金という形で政治活動費が支給されていますし、公費で秘書も雇用できます。地方議員にはありません。政党に所属する地方議員は、政党が活動をバックアップしてくれますが、私のように地方自治は中央政党とは一線を画すべきだとい議員は、すべて政治活動費を自分で捻出せねばならず、議員報酬のかなりの部分をここにつぎ込んいます。私は専業議員で他に収入がありませんので、家計は楽ではないのが現状です。
話を大阪府議会に戻します。今井幹事長は「議論のプロセスを見てもらうことが大事」と強調されていました。今は、議員の口利きのを可視化する議論をしているそうです。
失礼とは思いましたが、2月議会で私が平井知事に質問した疑問もお聞きしました。それは、首長と議会は緊張関係にあるからこそ、議会は首長のチェックができるのであって、橋下知事から支援を受けた府議会議員には、遠慮が生じ、厳しいチェックはできないのではないかという疑問です。
今井幹事長は「松井知事は元府議会議員で仲間です。すべての問題を知事が把握しているわけではないので、様々な問題を私たちが指摘している。仲間であったので、スムーズに是正される面もある」と利点を強調しながらも、「確かにご心配されているような面が全くないとは言えない」と率直に答えてくれました。
「知事と私たちは同じベクトルをもっている。しかも、府議会では、維新の会が過半数を占めているので、スピード感を持って、しかも、根本的なところから、改革を進めることができていることの意味は大きい」とも話されました。その上で、「二元代表制の下では、情報公開とプロセスの可視化が大事。議員間討議もマスコミの前でやっている。この透明感が、信頼を得ている理由。その結果、世論調査では6割を超える支持を受けている」と説明をいただきました。
府議会では、議会改革検討協議会の今井豊会長に加え、神田経治次長ら議会事務局職員の皆さんが丁寧に対応していただきました。今井会長は、大阪維新の会・府議会議員団の幹事長でもあります。
今井幹事長は「議会基本条例を制定した大阪的動機は、オンブズマンが全議員の政務調査費について問題視し、その一部は裁判となり、多い人は1000万円くらい返還した。そこで、議員の役割は何か、ということをみんなで考えた。地方自治法には議員は何なのか書いてない。だったら、受け身ではなくて、私たちはこう考えていますよと、打って出る議論をしようという雰囲気が情勢され、議員はこんなことをせんないかんと自分たちから明確にしようという意識になった。だから、綱領、申し合わせではだめで、条例の制定となった」と大阪府議会が議会基本条例を制定した動機をざっくばらんに語ってくれました。
政務調査費は透明化し、人件費なども政治活動分と政務調査活動分とを厳しく区分して支出することとしたので、多くの支出が案分になったそうです。私も、鳥取県議会の議会改革推進会議メンバーですが、政務調査費の見直し議論に参加させていただきましたが、同様のぎろんをいたしましたし、大阪府議会以上に厳しいガイドラインになったと思います。
地方自治法上で認められているのは、政務調査費です。しかし、議員の活動には、政治活動もあります。国会議員には政党助成金という形で政治活動費が支給されていますし、公費で秘書も雇用できます。地方議員にはありません。政党に所属する地方議員は、政党が活動をバックアップしてくれますが、私のように地方自治は中央政党とは一線を画すべきだとい議員は、すべて政治活動費を自分で捻出せねばならず、議員報酬のかなりの部分をここにつぎ込んいます。私は専業議員で他に収入がありませんので、家計は楽ではないのが現状です。
話を大阪府議会に戻します。今井幹事長は「議論のプロセスを見てもらうことが大事」と強調されていました。今は、議員の口利きのを可視化する議論をしているそうです。
失礼とは思いましたが、2月議会で私が平井知事に質問した疑問もお聞きしました。それは、首長と議会は緊張関係にあるからこそ、議会は首長のチェックができるのであって、橋下知事から支援を受けた府議会議員には、遠慮が生じ、厳しいチェックはできないのではないかという疑問です。
今井幹事長は「松井知事は元府議会議員で仲間です。すべての問題を知事が把握しているわけではないので、様々な問題を私たちが指摘している。仲間であったので、スムーズに是正される面もある」と利点を強調しながらも、「確かにご心配されているような面が全くないとは言えない」と率直に答えてくれました。
「知事と私たちは同じベクトルをもっている。しかも、府議会では、維新の会が過半数を占めているので、スピード感を持って、しかも、根本的なところから、改革を進めることができていることの意味は大きい」とも話されました。その上で、「二元代表制の下では、情報公開とプロセスの可視化が大事。議員間討議もマスコミの前でやっている。この透明感が、信頼を得ている理由。その結果、世論調査では6割を超える支持を受けている」と説明をいただきました。