AKB48の峯岸みなみさんが、お泊まりデートを週刊誌にフォーカスされ、自ら丸刈りにしたことに、悲しい気持ちになりました。
峰岸さんは20歳。相手の白濱亜嵐さんは19歳です。日本の民法では男性は18歳、女性は16歳から婚姻できますので、そこから考えても、彼らのお泊まりデートはほめられたことではありませんが、違法行為ではありません。
若い男女が恋をするのは普通の感情で、会社が恋愛禁止ルールを定めるのは自由意思の範囲では認められるとしても、そこが限界。厳しく注意すればいいことで、研修生への降格という実効的処分は行き過ぎではないかと思うのです。会社は所属タレントの行動をそこまで縛れると思っていたとしたら、それは人権感覚に余りに欠けるのではないでしょうか。そこにはタレントは商品であり、ファンの疑似恋愛の対象であり、個人の意思で恋愛をされたら、商品価値が下がるというような判断があるように思うのでは私だけではないと思います。
峰岸さんが自ら頭を丸め、動画投稿サイト「YouTube」で涙ながらに謝罪する姿を見ましたが、とても悲しい気持ちになりました。若い女性にとって、黒髪を切るのは本当に辛いことだと思うんです。会社との契約に反することは大人として良くはありません。しかし、その契約そのものが、人として大切にして欲しい「人が人を好きなる感情」を縛るものであるのですから、そこまで自分を責める必要はないと思います。若い人たちが少々脱線しても、若い人たちの芽を摘むことのない、笑って許せる懐の深い社会でありたいと思います。
峰岸さん、白濱さんには、こんな騒ぎにも負けないで、頑張って欲しいとエールを贈りたいと思います。
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