何もすることがない。テレビで党首討論を見る。
安部、小池、山口、などみんなうまい答弁。凄い。
まあ、みんなその道のプロなんだから当然か。
自分のふがいなさに、気づく。何もない。せめて
プログで憂さ晴らし。散歩に出た。扉にカギをしない。
家の周りの100メートルを行ったり来たりする。
庭の柿木にたわわな実をつけるかき。夕暮れの光が
つややかな柿の表面で輝いている。出逢わない誰も。
いつもは騒々しい小学生もいない。みんな行楽に出かけたか。
暑いと感じる日差しも、日暮れを迎えるとさすがに10月。
最近走ってない。てか走れるか?。走ってみるか。100メートル
ほんとにゆっくり、歩くより遅く走ってみた。意外と走れる。腹が揺れる。
幼いころは、足の速さが自慢だった。それがどうだ。狸ばしり。すぐに腰が痛くなった。
こんなことでは、健康寿命は伸びない。痛めなければ、ジョギングは素晴らしい。
散歩はかったるい。複合で行こうか。歩いて、走って、歩く。いつか雨に
失くした空も、涙拭けば虹もかかるよ。ビリーバンバンのまた君に恋してる。
最近好きな歌。ひとりカラオケで、歌っている。涼しくなって窓を閉める。
私の歌声ももれなくなった。アカペラ。曲はヘッドホン。いまだ隣家から
苦情は来てない。ひょっとすると聞きほれてるか。バーか。声が小さいだけ。
そんな小さい声じゃ人の心は揺さぶれない。その立派なお腹に共鳴させろ。
猫の白ちゃんが、隣で教える。坂本冬美の暴れ太鼓。たたく太鼓の暴れ打ち。
持ち歌にしたい。難しい。演歌って難しい。最近感じてる。やはりその道のプロ。
しかしいいんだ。どうせ死ぬときゃ裸じゃないか。持ってはいけぬ。一歩一歩
歩んでいく。今日はどうするかな。窓開けて歌おうか。燐家の灯が揺れて走る車が
なくなった。開演の時間です。なぜか虫も鳴かない。みんな聞き入っている。
独りよがり?。熊、シカ、イノシシ、タヌキ、テン。みんな聞きほれる。
じゃまをするのは白ちゃん。こら!一緒に歌うな。ニャーニャーニャーえさがニャい。