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映画『独裁者と小さな孫』

2016年01月07日 | こんな映画観てみました♪
映画『独裁者と小さな孫』を観てきました!


あらすじ
ベネチア国際映画祭やシカゴ国際映画祭など、各国の映画祭で称賛された人間ドラマ。
とある国の独裁者として君臨するもクーデターによって追われる身となった老いた男が、
幼い孫を連れて逃亡した果てにたどる運命を描く。(シネマトゥデイ)



独裁者の孫がめちゃくちゃ可愛い。(そして演技が半端なく上手い!!)
逃亡中の独裁者の道々で起こるひどい出来事が、独裁国家って・・・こんな感じになるのか・・という驚き。
強奪・殺害・レイプ等々・・・
すべての出来事が、独裁者という主人公の作り上げたものなので
終盤でとうとう捕まってしまう独裁者とその孫の姿に・・・
決して同情してはいけないっ!!・・・と思いつつ
同情してしまっている自分に、「それでも同情してはいけないっ!!」と思っていたら・・・
あらあらあら・・・・・っ・・・(目がテン!!)

ラストは・・・・悲惨な終わり方ではなく
かなりいい感じの終わり方だった。
(・・・といっても、その後の二人の運命はわからないが・・・)

独裁者や、
その国で、その独裁者にこびてた人
その国の独裁政治でひどい目にあって憎む以外心のやり場がない人
そんな中でも「負の連鎖を断ち切らなければならない!!」と叫べる
勇気ある人・・・・いろんな登場人物に・・・・
もし自分がその立場なら・・・と、
考えさせられる映画・・・そして多分自分は・・・・
こびて、翻り、憎んで、斧を振り上げる・みんなに混ざり叫ぶ・・・・のだろう。
だから、こういう世界にならないように祈るばかりです。
怖い映画でした・・・。