9月4日(土)森ノ宮ピロティホールにて『ロックンロール』夜の部観劇。
前座に池上彰さんをお願いいたします・・・という舞台。
それと・・・・っ!
叫びが足りない・・・!叫びが!ヤン(武田真治)の・・・!
(演技的絶叫・・・ではないのです~!心の・・って意味で・・)
(・・・↑ああ・・これでも微妙な表現か・・(笑))
『ロック』が好きだ!大好きだ~~という叫び的演技が物足りないっ!
何かが物足りないとするなら、コレ!!
コレだけのメンバーを揃えながら、ストレートプレー・・・・
それはそれで楽しみだったのですが、
・・・それにしても、好きなんだろう?!ロックが!
だったら、鼻歌ぐらいもっとバンバン歌おうよ!禁止されてるなら余計に・・・
・・・と、思うのだが・・・。
そういうシーンがなかったので・・・
・・・・・あんた、本当に好きなの?!ロックが!音楽が!?
なんか口先だけ・・・な、演出に物足りない・・・を感じる!
しかし、まあ全体的には・・・
難解で政治的背景が分からないと難しい舞台かもよ~・・と
かなり驚かされて見たので、ぜ~~~んぜん期待せずに見たのがよかったかも・・。
意外と・・・面白かった!途中ウトウトはしたけど
最後までなかなか興味深く見せていただきました♪
ヤンが捕まってる間に、自宅秘蔵のレコードが割られてるシーンでは涙!!
おうちに帰って、我が家の秘蔵の大事な大事なCDがあんな目にあってたら・・
しかも、インターネットで聞くことも、近所で買うことも出来ない状態だったら・・
・・・・・発狂よっ!!(私なら・・・)
もっと怒り狂えよ!ヤンっ!!(演技で見せてよ!)
舞台って・・・そういう所見せていただかないと!!
魂の叫びってのを・・・・!!見せてよ~~~!(お金払ってるんだから~~)
・・・と、叫ぶ心の中。
そういうのが、少なかったので、ちょっと物足りなかったな・・・と
思ってしまった舞台でありました。
・・・唯一、『魂の叫び』な演技をまざまざと見せてくれたのが
秋山菜津子様・・・♪
良かったですね~~♪本当に素敵でした♪迫力!!
市村さんのマックスも素敵だったけど・・・
ちょっと、この人が一番よくわかんなかったな・・・(無知のせいです!)。
でも年老いてからのセリフ・・・
「何かするということと、何もしない事は・・・同じ事だ」(・・のようなセリフ)
とても切ない気分にさせられました。市村さんが仰るから
響くセリフです・・・。
(公式HPより)
ケンブリッジ大学の教授マックス・モローはマルクス主義を唱える学者。
彼の教え子であり、時代に翻弄されながらも生き抜くチェコ人ヤン。
ときは1968年ケンブリッジ。フラワーチルドレンのエズミは、パイパー
(実はシド・バレット)の吹く笛を聴いていた。そこに、ヤンが現れる。
ロックンロールを愛する彼は、ロックと家族を守るため「プラハの春」が起こった
チェコへ帰国することを決意したのだった。エズミはヤンに密かな恋心を抱いていた。
そんなヤンを快く見送ることがマックスにはできない。マックスの妻、エレナは癌
を病んでいた。
チェコに帰国したヤンを待っていたのは、秘密警察の取調べだった。
ヤンの友人ファーディナンドはドプチェク解放の署名を求めるがヤンは断る。
そんな彼のもとにマックスがたずねてくるが、ヤンはマックスの言葉を聞かない。
一方、イギリスではエレナが、レンカ(ヤンと同じチェコ人)に古典を教えていた。
エレナが席を外した束の間、レンカはマックスに、ヤンが逮捕されたことを告げる。
チェコのロックグループの権利を守ろうという嘆願書に署名をしたせいだった。
エレナの病状は進んでいた。マックスはエレナを抱きしめることしかできない。
1976年冬、プラハ。部屋に戻ってきたヤンの前に、砕かれたレコードが散らばって
いた。それから20年以上たった1990年のイギリス、ケンブリッジ。
マックスのもとにヤンがやっ
てきた。ヤンとの突然の再会に驚くエズミ。
人々の想いは、静かに絡みあいながら、進んでいく。
【出演】市村正親 秋山菜津子 武田真治 前田亜季 上山竜司 西川浩幸
山内圭哉 黒谷友香 ほか
↑・・・読んでても、絡みすぎてよ~~~分からん!(笑)
しかし、やっぱり『音楽』っていいよね~♪
帰りの電車の中で浜省の『
初恋』を聞きながら帰って来た私♪
『ロックンロール』観劇後には、本当にふさわしい音楽と思うのよ♪