今年の5月から始まった ことばあそびの教室『あんたがたどこさ』。
「ことばってなんだろう?」
小学1,2年生と毎回いろんなテーマで言葉を考えています。
数える言葉をさがしてみよう、反対ことばであそんでみよう、「あ」のつく言葉は?……
5回目の昨日は『秋』をテーマにことばを集めてみました。
「秋といえば…読書でしょ。」「食欲の秋とも言うよね?」
「なんで食欲がでるのかな?」「だってスポーツの秋で体を動かすからお腹がすくんだよ。」
なるほど!
そのほか秋の植物、秋の虫、秋のくだもの等々、友達のことばを聞いて次々あふれるように出てきます。
その後、秋の詩を3つ。
3つ目の詩は、子どもたちがよく知っている岸田衿子作『いろんなきのこ』。
「どんなきのこを知ってるかな?」
好きなきのこの絵を描いて、みんなの絵をひとつに集めると本当にいろんなきのこが生えている森の中のようになりました。
そして毎回遊ぶわらべうたこそ,子どもたちが作ってきた言葉遊びの最たるものです。
この日は”たんすながもち”で遊びました。
二手に分かれて取ったり取られたりするはないちもんめのような遊びです。
友だちがじゃんけんに勝っただけで大喜び。みんなで肩を寄せ合って相談する様子は本当に見ているこちらまでうれしくなってしまいます。
道具も何にも要らない、友達がいればいつでもどこでも遊べるわらべうたはやっぱりすごい!
最後はひとつお話を…ジャマイカの昔話、アナンシが出てくる『ティッキ・ピッキ・ブン・ブン』。
遊んでほてった体をゆったりさせながら、お話の世界に入っていました。
気がつくと外は真っ暗。
「おもしろかった!」「またね!」とあんころもちをしてあっという間に1時間が終わりました。
さて、今度はどんなことばであそびましょうか?次回が楽しみです。