♪ どんどんばし わたれ さあ わたれ こんこがでるぞ さあ わたれ ♪
門くぐり遊びのうたはたくさんありますが、子どもたちに絶大な人気があるのがこの♪どんどんばし♪。
2・3歳児クラスととけっこうの子どもたちの今一番のお気に入りも♪どんどんばし♪です。
久しぶりの秋晴れに恵まれた今日、ととけっこうはどんどんばしを歌いながらお散歩に…
ブロックの上をバランスをとりながら歩いてみたり、木々の間を縫って歩いてみたり。
歩くことが楽しくてしょうがない子どもたちは、歩くということも遊びに変えてしまいます。
「あっちに行きたい」、「ここで遊びたい」と思い思いの子どもたちに「こっちだよ」と言うよりも♪どんどんばし♪を歌って歩けば、ハーメルンの笛吹き男さながらみんなが歌いながらついてきます。
わらべうたってすごい!こんなに歩くのにぴったりの楽しい歌を子どもたちが作ったなんて!
我らがこばやしえみこ先生のわらべうたえほんの新刊『どんどんばし わたれ』(こぐま社)をすぐに子どもたちに読んでみました。
元気のいい女の子が橋を渡っていくと「こん!」「ぽん!」「がお!」と次々と仲間が増えていきます。
そしてみんなで渡っていくとつり橋が… 結末は読んでのおたのしみ!!
自分たちがさっきまで遊んでいたどんどんばしの世界がそのまま絵本に!
どの子も今までになく夢中で絵本に見入っていました。
絵の細部まで本当によく見ていたのでしょう。Aちゃんはページをめくる前に結末を当ててしまいました。
動物たちの表情から次に何が起きるのかわかったようです。
ましまさんの絵の力と子どもの絵を見る目のすごさにただただ感心するばかり。
そしてこの裏表紙の絵。
最後まで子どもたちはどんどんばしを口ずさみながら主人公の女の子と一緒に楽しんでいました。
出来立てほやほやのこの絵本。是非ひとりでも多くの子どもたちに読んであげてほしいものです。
お散歩、楽しかったね。また行きましょうね。