昨年7月に始まり、早8回目。
正直、こんなに長く続くとは…(失礼しました…)。
お父さんのための絵本・児童文学講座は、現在3期目(1期3回)に入り、会員10名。
忙しい中、毎回ほとんどパーフェクトな出席率なのには、いつも感心してしまいます。
子どもに読んであげることはあっても、自分からはなかなか手に取ることはなかったお父さんたちが絵本からはじまり、もう児童文学も数冊読んできました。
前回はティーンエイジャーになりたての男の子が主人公の北欧のお話、『シロクマたちのダンス』でした。
離婚問題あり、思春期の悩みあり、そして親子関係…
普段なかなか話題にならないことも、文学を通してだから自然に感想を言い合いながら考えあえるのです。
今回は少し絵本に戻って『くまのぷーさん』に。
すぐに読めるからと決めた課題でしたが、なかなかどうして…やっぱり深かった。
「少し自分を客観視できるようになったから面白く感じるんだな。」と子どもに読んであげながら我が子の成長を感じたり、子どもは楽しんでいるこのプーさんたちの時間を退屈に感じる大人の自分に気が付いたりとひとつの作品からいつも新鮮な発見をしています。
児童文学が引き合わせてくれた不思議な縁で、仕事は抜きで付き合うお父さん仲間はなかなか素敵です。
アルコールがちょっと入ったお父さん達の放課後でも児童文学をさかなに話が盛り上がるとか…
次回はフィリパ・ピアスの『まぼろしの小さい犬』。 さてどんな話合いになるでしょうか?