小学生のことばあそびの教室「あんたがたどこさ」文学の会に春に引き続き、再び塩山より藤巻愛子さんが来てくださることになりました。
今回は藤巻さんのお話の前に『あんたがたどこさ』の子どもたちの日頃の活動を皆さんに見ていただくことになりました。
二学期に入ってから取り組んできたイソップのお話「とりとけものとコウモリ」を自分たちで劇化。何のセリフもないところからどんな鳥やけものになるか、どうやってとりとけものを戦わせるかを自分たちで考えて、衣装やお面を作って劇にしました。
いつもと違ってちょっと緊張しちゃった子、いつもよりはりきってやってる子…でも楽しかった~!
いつもお膳立てされたところから出来栄え重視でやらされることが多い子どもたちが、まっさらなところから作り上げたものですから、見る人によって感想はいろいろかと思います。自画自賛ではありますが、上手下手ではなく、ぼくたち私たちの劇をやるというワクワクする気持ちが子どもたちを本当にいい顔にしていました。みんな生き生きとして素敵でしたよ。
歌も2曲、ハンガリーのわらべうたと宮沢賢治作詞作曲の「ほしめぐりのうた」を歌いました。星空が見えたでしょうか?
次は子どもたちのお楽しみ、藤巻愛子さんの登場!
今日のお話は「十二支のおはなし」と「ちくりんぼう」。
「ちくりんぼう」は新潟の昔話だそうですが、お話が始まると「あっ、これ三枚のお札?」とささやく声が…
何度聞いても怖い話はやっぱりこわ~い…藤巻さんの語りの世界にみんな微動だにしないで引き込まれていました。
もうひとつ藤巻さんがしてくださったお話。昔話ではないけれど昔話みたいな藤巻さんのお庭に植えられた三本の白樺の木のお話。その白樺の木の皮でお手紙が書けると聞いて子どもたちは興味津々。
そして草花遊びは愛子さんが何日もかけて山から採ってきてくださった木の実や葉っぱでリースを作りました。
山ぶどうのつるを絡めて作ってきてくださった輪っかに飾り付けていきます。
もみじばふうの実、南京ハゼの実など珍しい木の実もたくさん集めてきてくださいました。ひとつひとつ名前を聞きながら色や香り、形を楽しみながら子どもたちだけでなく大人も一緒にmyリース作りに挑戦!
最後は世界にひとつだけのリースをそれぞれ手にして記念撮影。
わらべうた「てんやのおもち」をみんなで遊んで、さよなら あんころもち また きなこ…あっという間のひと時でした。
愛子さん、今回も本当に楽しかったです!また子育ての杜に来てくださいね。待ってます。