昨日6月17日(日)幕内秀夫氏講演会『あなたの食卓は安全ですか?』が無事終了いたしました。
幕内先生のお話を伺うのは今回が初めての方からリピーターの方までたくさんの方にご参加いただきました。
「馬と結婚していれば毎日悩まなくてもいいわけです。」
草を食む馬の写真を映してのコメントに「えっ?何の話?」と思った方も…
毎日献立に悩むのは、人間だけ。動物は毎日同じものを食べているので悩まなくていい…確かにそうです(笑)。
私たちが毎日の献立にどうして悩むのか、大人と子どもの食事の認識の違い、子どもが食べたがらないものには理由があるなど、時に笑いを交えわかりやすくお話してくださいました。
講演の感想の一部です。
*今日お話が聞けてホッとしました。毎日栄養バランスよく食べさせなくてはという強迫観念で献立を考えていました。もっと肩の力を抜いてシンプルに70点を目指す食事をこれからは作りたいです。
*まさに子どもがご飯しか食べず、野菜を食べなくて悩んでいたので「これでいいんだ」と思いました。子どもにも「食べなさい」と言い続け、親も食事の時間がストレスになっていたので、肩の荷がおりました。ありがとうございました。
*情報過食である今、現代人の食生活の危うさを改めて考えることができました。
*子どもの頃から刷り込まれている栄養学を頭から切り離すのはなかなか難しいですが、今日は主食のごはんの大切さを知りました。etc.
ほっとした…肩の荷がおりた…気負わずご飯が作れる…
なんと多くの人が子どもの食事に困っていたのかと思うと、本当に幕内先生に講演していただいてよかったです。
そしてホッとしたのは大人だけでなくきっと子どもたちもです。もう無駄におこられなくて済むのですから…
子どもたちは、本来子どもの体が欲する食事になればより元気にじょうぶに育つことと思います。
幕内先生が最後に押さえてくださった「子どもの食生活のポイント10か条」。
優先順位一番は「しっかり、外遊びをさせましょう。」でした。
胃で食べる子どもたちにとって「空腹」であれば自ずと何でもおいしく食べられるのです。
しっかり遊んで、しっかり食べて、しっかり眠る。この好循環こそ子どもにとって幸せな毎日です。
「いい遊びはいい食生活を教えてくれる」幕内先生もご自分のブログで子育ての杜の講演会のコメントに書いてくださいました。
そしてやっぱりいい食事が子どものいい遊びの原動力になるのです。
講演後の皆さんの食卓。その後どんな影響があったか、是非教えてくださいね。
最後になりましたが、講演会を開くにあたり、多くの方にご協力いただきましたこと、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。