やっとお天気に恵まれた木曜日、2歳児クラス「ととけっこう」は秋の公園にお散歩に。
少し色づき始めた銀杏の木、赤く実った柿…雨つづきでなかなか外に遊びに行けなかった間にもうずいぶんと秋が深まっています。
久しぶりのお散歩に子どもたちの足取りも軽く、お母さんと、お友達と手をつないで気持ちよく歩いて行きました。
たくさん歩いた後は、かけっこでちょっとした運動会。
白いテープに向かって走ることが初めての子も。まず初めはお母さんと一緒にゴールまで走ってみます。2回目はゴールにいるお母さん目掛けて、そして3回目は賞品のバケツに向かって走る、という具合に段階を少しずつ上げていきました。はじめはよくわからなかった子も少しずつ面白くなってきたようです。走り終わってバケツを手にした子どもたちは得意顔でお母さんの元に駆け寄っていました。
わらべうたも部屋の中とはちがう解放感で気持ちよさそうです。木々の間をわらべうたを歌いながら練り歩きました。
「見つけた~!」
ポロン、ポリンとバケツの中に次から次へとどんぐりが入っていきます。
まん丸のどんぐり、細長いどんぐり、ちびっこどんぐり…
夢中になってどんぐりをひろう姿は絵本『サリーのこけももつみ』の母子みたい。
子どもも大人も熊に出会っても気が付かないほど夢中です。
帰り道、かりんがたくさん実っているのを見つけました。
落ちていたかりんの実を子どもに見せてあげようとしたところ、なめくじが…
顔をしかめるお母さんをよそに かりんよりもなめくじに興味津々の子どもの目。「これは、何?なんていうの?」
そうか~この子にとってなめくじとの出会いも今日が初めてだったんだね…
ちょっとっしたお散歩の中にも子どもたちにとっては初めての体験、新しいものとの出会いがいっぱいありました。
宝物でいっぱいのバケツを手に子どもたちは満足顔であんころもちをしてさよならしました。
またお散歩、行きましょうね。