2018年度第一回目の大人のためのわらべうた講座は、子育ての杜の子どもたちが作った笹飾りの下、7月7日七夕の日に行いました。
午前中はわらべうた。
今回は触れるあそびに焦点を当て、赤ちゃんの発達と遊びの関係をスライドを使って見ていきました。
この時期の赤ちゃんにしてあげるわらべうたは、ほとんどが一人一人にしてあげる遊び、一対一でしてあげる遊びです。
身体も心も大人に委ねて包まれるように遊んでもらうことで愛着関係が育っていきます。
赤ちゃんの環境はそれぞれではありますが、どの子にもこの時期にしてあげたい遊びです。
様々な現場から集まった参加者の皆さんがそれぞれの現場の子どもたちに、そして大人にどう伝え、どのように活かしていくか…歌い方、遊び方を覚えるだけでなく、現場の声を聞きながら実践の仕方を考えていきました。
また、3・4・5歳児のための季節のわらべうたでは、外の暑さに負けないほどの熱気に包まれながらわらべうたの楽しさを実感してもらいました。
大人がこんなに楽しいのだから子どもはもちろん楽しいはず!と、皆さんすぐにでも子どもたちとやってみたいと思ったようです。
午後は「絵本の選び方・与え方・読み方」と題して子どもたちが初めて触れる絵本を見ていきました。
時代を問わず子どもたちが喜ぶ絵本には何があるのか、発達との関係、そして読み手によりどう印象が違うか、etc.
皆さんにも実際に読んでもらったり、聞き手になって参加していただきました。
読んでもらうといつもの絵本が本当に新鮮!
まずは私たち自身が本の面白さ、すばらしさを実感することが何よりも大切なのだと感じた時間でした。
わらべうたも絵本も私たち自身の心が動いているか…もう一度原点を見つめなおす機会となりました。
皆さんはいかがでしたでしょうか?
今回は申し込み多数のため、たくさんの方にお断りしなくてはならなくなり、大変ご迷惑をおかけし失礼いたしました。。
次回は10月20日(土)を予定しています。また詳しく決まり次第お知らせいたします。
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