Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

アラジロ

2020-05-24 23:25:34 | つぶやき

 アラジロを掻いた。昨年は25日だったからほぼ同じである。今年は、なかなか畦塗りができず、アラジロを辞めてホンジロのみにしようか、などという話ももちあがったほど。畦塗りができなかったのは、雨が降って、なかなか田んぼが乾かなかったからだ。昨年「1年でたった1時間だけ使う小型畦塗機」を記した。この畦塗り機は、小さいだけに力がない。説明書にもあまり土が水分を含んでいると、上手に塗れないとある。とはいえ、あとの日程を考えると、どうしても今週やりたい。ということで昨日、無理を押して畦塗りを実施した。例年なら1時間で終わる作業なのだが、やはり土が湿っていて、畦塗り機の車輪を動かすベルトがスリップして、前進しない。併せてロータリーも回らず機能しなのだ。「もう少し力があれば」と思うのだが、そもそもこの機械には多々改善の余地があるように思うのだが、そもそもこの機械へのニーズはそれほどないようだ。なぜかと言えば、中山間の小さな水田は、なかなか「乾かない」田んぼが多い。したがって、小さい田んぼには手ごろな大きさなのだが、きっと苦労すること必死。その通り、今年は諦めようとおもうほど、うまくいかなかった。それでも何とか畦塗りの形になったので、すぐに水を浸け始めた。畦を塗ってすぐには無理だろうと考えていたが、翌日の今日、アラジロとなったわけである。

 我が家のあたりでは、夜間に水を掛けるということはしない。水田が小さいので、夜間掛けていると溢れてしまう。したがって確認できる昼間だけなのだ。

 アラジロを掻いた後は、草刈りである。学校が休みであること、クラブ活動も停止しているということ、したがって甥たちがやってきて手伝ってくれる。もちろん自主的にはなかなか手伝えないが、わたし一人、あるいは妻と二人でやっていることを思うと、ずいぶん違う。妻も「ずっと続けば良いのに」と口にしてしまう。


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