ダイヤのバトンタッチ？

　毎年、新年度に入ると、様々な分野・方面で新たな取り組みが始められる。鯖江市のコミュニティーバスは、新年度に路線拡大と増便が行われる。

　この話題は本Weblog内のページでも取り上げている。市内各戸に配布された時刻表などの内容は、このページに掲載したものに沿っており、特に通勤・通学時の利便性を図ったダイヤになることが特徴となっている。一方で、路線拡大・増便に伴う出費を賄うため、料金体系の変更、広告受け入れ、土日運休便の設定などが盛り込まれている。

　一方で、福井～武生間を走るバスの福武線は廃止へ。電車の路線と並行していることもあり、利用者が少なかったことが挙げられるかもしれない。ただ、鯖江市内を例に取ると、福井高専など一部は電車の路線から離れているため、今後はコミュニティーバスの利用に取って代わられることになる。果たして、路線バスの廃止は、コミュニティーバスの路線拡大・増便を見越してのことだったのだろうか？

（写真は、鯖江市のコミュニティーバス「みらい21」）