神明に戻る途中、新駅の「スポーツ公園駅」に立ち寄りました。スポーツ公園駅は、今年3月25日に開業した新駅であり、北府~家久間のほぼ中間にあります。線路をまたいで県道戸谷片屋線の高架橋ができる予定であり、駅待合室の上部を通るような線形で、高架橋の橋脚が立っています。
なお付近には化学工場が集中するほか、越前市の家久スポーツ公園(温水プール施設など)があります。
駅の待合室。腰掛には福井県産のヒノキが用いられており、ヒノキの良い香りが漂っていました。
武生から福井方面へ向かう急行列車。スポーツ公園駅には急行は止まりません。昼間が1時間6本(福井・武生各3本)であるのに対し、夕方は1時間4本(福井・武生各2本)に減ります。
すぐ先には、家久駅が見えます。
午後6時半を過ぎると、駅の照明が付きました。奥にはトイレがあります。福武線では数少ない、身障者トイレも完備。
駅のホームの壁のデザイン。県産材のヒノキと、ガラスに挟み込まれた越前和紙が用いられています。
この後、午後7時前の普通列車に乗り、帰宅しました。
越前市の市街地を訪れたのは久しぶりでしたが、隣町であっても意外と知らない事が数多くあることに気付かされました。また、福武線の様子もここ数年で大きく変化しているようであり、今後の再建計画が注目されます。
(終わり)