・福井鉄道レトロ電車が“緊急入院” ドイツ製、試運転のたびに不具合(福井新聞 2014年7月3日)
福井鉄道にて今年4月12日から運行を開始したドイツ製レトロ電車「レトラム」。福井県の全額補助を受けて土佐電鉄より購入し、夏・秋を除く土日祝日限定で、福井駅前~田原町間で運行され、福井市内の観光の目玉として期待されていた。
しかし、実際には故障が多発し、はじめの運行予定期間(4~6月)のうち運行実績は16日間、6/14(土)を最後に運休となり、夏季の運休期間をそのまま迎えるに至っている。書き入れ時と思われていた5月の大型連休期間中も結局は車両不具合のため運休となった。
地元紙によれば、車両の空気弁(ドア、ブレーキの動作用)に不具合があったとのことで、劣化していた空気弁約50個をすべて交換したとのこと。しかし、製造から50年近く経過している古い車両であることもあり、他の部品にも劣化が見つかるなど、万全な状態にするにはまだ時間がかかりそうである。福鉄では前所有者の土佐電鉄から整備士を招いて、助言を受けながら点検・修理を行っているとのこと。予定通り9月には運行を再開したいという。
外国電車の特色を生かした活用策はいろいろと考えられそうだが、まずは問題なく、通常どおりに運行されることを望みたい。
福井鉄道にて今年4月12日から運行を開始したドイツ製レトロ電車「レトラム」。福井県の全額補助を受けて土佐電鉄より購入し、夏・秋を除く土日祝日限定で、福井駅前~田原町間で運行され、福井市内の観光の目玉として期待されていた。
しかし、実際には故障が多発し、はじめの運行予定期間(4~6月)のうち運行実績は16日間、6/14(土)を最後に運休となり、夏季の運休期間をそのまま迎えるに至っている。書き入れ時と思われていた5月の大型連休期間中も結局は車両不具合のため運休となった。
地元紙によれば、車両の空気弁(ドア、ブレーキの動作用)に不具合があったとのことで、劣化していた空気弁約50個をすべて交換したとのこと。しかし、製造から50年近く経過している古い車両であることもあり、他の部品にも劣化が見つかるなど、万全な状態にするにはまだ時間がかかりそうである。福鉄では前所有者の土佐電鉄から整備士を招いて、助言を受けながら点検・修理を行っているとのこと。予定通り9月には運行を再開したいという。
外国電車の特色を生かした活用策はいろいろと考えられそうだが、まずは問題なく、通常どおりに運行されることを望みたい。