夏至から11日目の半夏生(はんげしょう)。福井(特に山間部の大野市)ではこの日、丸焼きの鯖を食べる風習(半夏生鯖)がある。我が家でも、鯖が食卓に並んだ。
大野は山間部に位置するが、江戸期の大野藩は海岸沿い(今の越前町)にも領地をもっており、大野藩主が海岸で捕れた鯖を大野まで運ばせ、田植えで疲れた農民に食べさせたのが始まりであるとされている。昔は、山間部では生魚が貴重であり、タンパク質を摂って夏を乗り切る、という意味合いもあるそうである。
なお、この日は時折雨の降る曇り空となり、肌寒い日となった。先週が真夏日続きであったため、急な冷え込みは体に負担がかかる。半夏生鯖もそうだが、しっかりと栄養をつけて、体を休め、一日一日を無理なく過ごしたいものである。
大野は山間部に位置するが、江戸期の大野藩は海岸沿い(今の越前町)にも領地をもっており、大野藩主が海岸で捕れた鯖を大野まで運ばせ、田植えで疲れた農民に食べさせたのが始まりであるとされている。昔は、山間部では生魚が貴重であり、タンパク質を摂って夏を乗り切る、という意味合いもあるそうである。
なお、この日は時折雨の降る曇り空となり、肌寒い日となった。先週が真夏日続きであったため、急な冷え込みは体に負担がかかる。半夏生鯖もそうだが、しっかりと栄養をつけて、体を休め、一日一日を無理なく過ごしたいものである。