T.Shimada's Diary

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三六史跡公園(鯖江連隊史跡)

2009年04月12日 20時06分52秒 | 時事・日記
 先週水曜、眼科の帰りに三六史跡公園へ立ち寄った。


 鯖江市神明地区にある三六史跡公園は、明治~戦前の間、当時の神明村に置かれた日本帝国陸軍第三十六歩兵連隊に由来する。兵営の敷地は約16haという広大なものであり、その東側に、数々の商店や旅館のある兵営前商店街が形成された。大正には福武電気鉄道(現:福井鉄道)が敷設され、兵営駅(現:神明駅)周辺にも商店街が形成された。つまり、現在の神明地区は三十六連隊の駐屯を機に発展したと言っても過言ではない。


 神明駅から北西に少し行った場所に、三六史跡公園がある。入り口にある営門は当時のものであるが、実際の場所から少し北に移設されている。


 敷地内には数々の記念碑がある。営門から真っ直ぐ入った場所には、鯖江連隊史跡碑が建つ。また、その鯖江連隊史跡碑の南側には、明治45年の皇太子(後の大正天皇)の行幸を記念した皇太子殿下行幸記念碑がある。

 敷地内には桜が植えられている。ちょうど福井県内でも満開の頃を迎えており、史跡に花を添えていた。







 敷地内の桜が満開である一方、営門の裏側には、黄色いラッパスイセンが咲いていた。
 


 あまり目立った場所ではないが、神明地区や福鉄電車の成り立ち、あるいは当時の戦争の歴史を知る上で、三六史跡公園は大切にすべき場所であるだろう。


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