T.Shimada's Diary

日々の話題、過去の話題から。

夏の夜のひと時(福井鉄道610形ビア電号)

2009年07月27日 00時09分32秒 | 福鉄電車
 週末、所用のため福井に出掛けていた。

 福鉄電車の市役所前駅で急行に乗り、午後7時過ぎ頃に神明駅に着くと、610形が3番線に停まっていた。降り際に向こうの車内を見てみると、どうやらビア電として運行されているようであった。休日であり、また夏休みであることもあって、子供達の姿もあった。(福鉄ビア電号では、ビールだけでなく、ジュースの飲み放題もある。)

 通常、ビア電号は1両編成の600形電車で運行されているが、ビア電としての定員は35名。それ以上の催行人数の場合は、2両編成の610形電車が使用される、ということなのだろう。前に、600形電車と同じデザインであった時の610形ビア電号は見たことがあったが、今のデザインになってからは見たことが無かった。なお、600形にあるヘッドマークは付けられておらず、行先表示は「団体」となっていた。



 さて、この日のビア電号は福井駅前発。神明駅は最初の休憩駅となる。旧駅舎のあった3番ホームでの停車は、通常の急行・普通電車のダイヤもあり、出発待ちの意味合いもある。そのためか、出発待ちの間は前照灯を切っていた。



 午後7時20分ごろ。出発の時を迎えたのか、前照灯が点けられた。夕闇の中、レールが眩しく光る。

 神明駅横の遮断機が鳴り出し、棹が降りた。まもなく、福鉄610形ビア電号は3番ホームから、ゆっくりとした速度で発車した。







 3番線から本線へと渡り、普通の電車よりもややゆっくりめの速度で、神明駅を出発。武生新方面へと向かっていった。


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