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6月7日(日)に、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡をメイン会場として開催された、第60回全国植樹祭。福井県では47年ぶりの開催となった。今大会のテーマは「未来へつなごう 元気な森 元気なふるさと」。
福井県には天皇・皇后両陛下が18年ぶりに来県。6月6日~8日の3日間、植樹祭へのご臨席をはじめ、県内各地(県立音楽堂、セーレン本社、プラントピア朝日など)を視察された。両陛下の行幸に当たっては、約10都府県の警察の応援があったほか、沿道でのお出迎え・お見送りが6/8だけで約1万8350人、3日間で約5万3400人と、当初の予想以上のものとなったという。
植樹祭の植樹行事においては、天皇陛下がウスズミザクラやアカマツ、皇后陛下がウワミズザクラなど6種類の苗木をお手植えされ、ヤブツバキ、ユキバタツバキなどの種をお手蒔きされた。
また植樹祭に関連して、福井市内の商店街では、植樹祭のキャラクター「ふっくりん」を描いたフラッグ(トップ写真)などが飾られ、幸橋など各所にプランターが置かれ、歓迎ムードとなった。
植樹祭には、メイン会場とサブ会場(坂井市・大野市・越前町・若狭町)合わせて約2万3400人の参加があったという。なお、大会終了後、プランターや木製ベンチは県内各地の公民館、学校に譲られたという。
日本では最近、電気自動車やエコポイントなど、環境に関する意識づくりが広まっている。植樹祭を通して、元々ある自然の保護はもちろん、次代に受け継ぐべき豊かな環境づくりに、改めて関心をもった方々も多かったと思う。福井の山、海、川、そして里の自然もまた、次代に向けしっかり残すべきだろう。それにはやはり、身近なところに目を向けるという心構えが大切だろう。
来年の植樹祭は、神奈川県にて開催される。
(関連)
・第60回全国植樹祭 2009ふくい
・全国植樹祭(ブログ内記事)