福井大学などによる電池での電車走行の実験。その公開実験が11月27・28日にえちぜん鉄道にて行われている。
このリチウムイオン2次電池を電車に用いるという研究は、福井大学大学院工学研究科ファイバーアメニティ工学専攻素材設計研究室(材料開発分野)が取り組んでいる。この研究については、これまでにも数回の公開実験が行われており、福井でも特に注目されている研究の1つとなっている。この詳細については、先週掲載の記事を参照されたい。
今回の実験は、えちぜん鉄道のMC5001形(約40t)を用いて行われ、試運転の形で路線上を走行して行われている。28日にも未明と夜間に行われる予定。なお、今回の実験では路面電車の導入を検討している大阪府堺市など、県外からの関係者を招いて行われているという。
順調に成果を上げている研究。実験に使用されている車両の重さも、最初の約13tから約40tにまで上がり、電池改良の流れが見て取れる(今後これ以上重い電車、例えば福井鉄道なら610形(約60t)、についての実験も有り得るだろうか)。今後の実用化が期待される。
(写真:田原町駅から出発した えちぜん鉄道MC5001、2006.11(実験と別日))
このリチウムイオン2次電池を電車に用いるという研究は、福井大学大学院工学研究科ファイバーアメニティ工学専攻素材設計研究室(材料開発分野)が取り組んでいる。この研究については、これまでにも数回の公開実験が行われており、福井でも特に注目されている研究の1つとなっている。この詳細については、先週掲載の記事を参照されたい。
今回の実験は、えちぜん鉄道のMC5001形(約40t)を用いて行われ、試運転の形で路線上を走行して行われている。28日にも未明と夜間に行われる予定。なお、今回の実験では路面電車の導入を検討している大阪府堺市など、県外からの関係者を招いて行われているという。
順調に成果を上げている研究。実験に使用されている車両の重さも、最初の約13tから約40tにまで上がり、電池改良の流れが見て取れる(今後これ以上重い電車、例えば福井鉄道なら610形(約60t)、についての実験も有り得るだろうか)。今後の実用化が期待される。
(写真:田原町駅から出発した えちぜん鉄道MC5001、2006.11(実験と別日))