福井鉄道福武線に設置が予定されている、4つの新駅。そのうち1駅について、沿線3市の法定協議会第2回会合で詳細が明らかになった。
地域公共交通総合連携計画に盛り込まれている4つの新駅設置について、越前市内の家久~西武生間の新駅の設置箇所などが決まった。概要は以下の通り。
・新駅(家久~西武生間)は、整備中の県道戸谷片屋線の高架下に設ける(両駅のほぼ中間地点に当たる)。
・新駅は今年11月に着工し、来年3月に開設する。
・ホーム長:40m、幅:2.5m、駅舎に待合室・トイレを設ける。
・待合所は外面にガラス、内面に福井県産スギ材を用いる。また駅名表示板には、越前和紙を用いる。
・駅名については今後、地元住民の意向を踏まえ、検討する。
・事業費:2500万円(県2/3、国1/3を負担)
駅舎に福井県産のスギ材、および地元越前市(今庄地区)の特産である越前和紙が用いられるのが興味深い。駅が高架下に設けられるのは、今後予定されている上鯖江~家久間の新駅でも同様となっている。
なお、新駅のうち残り3駅の設置予定時期は、以下のようになっている。
・江端~ハーモニーホール間 : 2010年度
・浅水~三十八社間 : 2010年度
・上鯖江~家久間 : 2016年度
また、法定協議会では、野外学習への福武線利用に対する運賃補助制度を、これまでの沿線3市の幼稚園・保育園・小学校・子ども会の園児・児童から、中学校・高校まで拡大することが決まった。補助制度では、対象となる5人以上のグループに対し、引率者を含む運賃の半額を、1人当たり390円を上限に補助する。
(関連)
・福井新聞:福鉄福武線 家久-西武生間 新駅、県道高架下に設置 来春設置へ(2009年9月2日)
・福井放送:再建中の福武線新駅は武生市家久に~駅舎に県産材や越前和紙(動画あり)
地域公共交通総合連携計画に盛り込まれている4つの新駅設置について、越前市内の家久~西武生間の新駅の設置箇所などが決まった。概要は以下の通り。
・新駅(家久~西武生間)は、整備中の県道戸谷片屋線の高架下に設ける(両駅のほぼ中間地点に当たる)。
・新駅は今年11月に着工し、来年3月に開設する。
・ホーム長:40m、幅:2.5m、駅舎に待合室・トイレを設ける。
・待合所は外面にガラス、内面に福井県産スギ材を用いる。また駅名表示板には、越前和紙を用いる。
・駅名については今後、地元住民の意向を踏まえ、検討する。
・事業費:2500万円(県2/3、国1/3を負担)
駅舎に福井県産のスギ材、および地元越前市(今庄地区)の特産である越前和紙が用いられるのが興味深い。駅が高架下に設けられるのは、今後予定されている上鯖江~家久間の新駅でも同様となっている。
なお、新駅のうち残り3駅の設置予定時期は、以下のようになっている。
・江端~ハーモニーホール間 : 2010年度
・浅水~三十八社間 : 2010年度
・上鯖江~家久間 : 2016年度
また、法定協議会では、野外学習への福武線利用に対する運賃補助制度を、これまでの沿線3市の幼稚園・保育園・小学校・子ども会の園児・児童から、中学校・高校まで拡大することが決まった。補助制度では、対象となる5人以上のグループに対し、引率者を含む運賃の半額を、1人当たり390円を上限に補助する。
(関連)
・福井新聞:福鉄福武線 家久-西武生間 新駅、県道高架下に設置 来春設置へ(2009年9月2日)
・福井放送:再建中の福武線新駅は武生市家久に~駅舎に県産材や越前和紙(動画あり)
初めて福武線に乗った時、意外に駅間距離の長いところが多いと思ったのですが、今回の新駅はそうしたところに設けられるように感じました。無論、駅間距離が長いから新駅を造ってみるという単純な考えなどではなく、乗客増の見込みがあっての新駅設置なのでしょうが…
それまでの利用客が転移するだけなのか、新たな利用客を掘りだせるのかどうか、気になります。
追伸
リンク先名変更、ありがとうございましたm(_ _)m
コメント欄ではお久しぶりですね。
越前市の新駅については、地元の方々からの要望があったと聞いています。家久・西武生の駅から遠く、両駅へのバス路線もないこともあるでしょう。周辺には、かつて南越線を支えた信越化学などの事業所もあります。
また新駅の設置される県道周辺(とりわけ路線東側)は、越前市役所の移転候補地であるなど、都市整備計画が組まれており、将来の交通アクセスとしての需要も見込んでの設置、ということでしょう。
他の3つの新駅のうち,家久~上鯖江間については,とりわけ周辺高校・高専への通学に関わる部分が大きく,以前から要望もありました。その他の福井市内2駅については,詳しくは存じませんが,地元の方々か,あるいは福武線を支援する市民団体からの要望・提案があったのではないでしょうか。
もっとも,新駅ができた後が肝心であり,整備しても利用が僅少であれば意味がないことは理解しています。身近な所では、えちぜん鉄道の2つの新駅の好評さが挙げられます。地元の方々の積極的な利用が望まれます。