T.Shimada's Diary

日々の話題、過去の話題から。

ロンドン滞在記(22) - 休日の交通事情

2009年01月17日 20時32分58秒 | 出張・旅行
 11月15日、土曜日。国際会議3日目。この日は、昼からのセッションで発表する予定となっていた。事前に各自で会場に行くよう打ち合わせていたので、ホテルの朝食をとったあと、いつも通りの要領で身支度し、ラッセルスクエア駅に向かった。

 通常ならば、この日も一昨日のルートで乗り継ぎして会場に行く。が、土日祝日に当たっては、ロンドンの交通事情が異なる。ロンドン地下鉄については、週末に一部の区間が運休する。また、この時はDLRも全線運休となっていた。このような事情から、一昨日とは異なったルートで会場へと移動した。

 まず、ラッセルスクエア駅からピカデリー線に乗り、隣のホルボーン駅(Holborn Station)に行った。そこからセントラル線(Central Line)に乗り継ぎ、7つ目のストラットフォード駅(Stratford Station)に向かった。一応、事前に利用したロンドン交通局の検索結果に沿って移動したが、相当な距離を移動するルートとなっていた。


1992 stock(1992年ストック電車)

 ストラットフォード駅に到着。ここでは地下鉄も地上を通るようになっている。電車を見送り、乗り継ぎホームを探した。


Class 321(クラス321電車)

 セントラル線の隣のホームに停まっていた、ナショナル・レールの電車。路線名である"Great Eastern"の字が入っている。格好よく見えるが、前面にヒビが入っている箇所があるなど、思ったより使い古されているようである。


Class 315(クラス315電車)

 同じくナショナル・レールの電車。一見すると、日本の古い気動車のようなデザインである。一部、落書きされた部分があった。


 "Way out"の表示にしたがって構内を進むと、改札のあるホールに出た。乗り継ぎするジュビリー線は改札の向こうにあったが、乗り継ぎするのにオイスターカードをタッチする必要があるのかと、一瞬とまどった(基本的には、乗車駅と降車駅の2回のみ)。他の乗客を見ると、タッチして地下鉄ホームに入っているようなので、自分もそれにしたがって、カードをタッチして地下鉄ホームに入った。


1996 stock(1996年ストック電車)

 この駅では、ジュビリー線も同じく地上にある。他の地下鉄も同じであるが、線路は両端の2本のほかに、電線に当たる2本のレールがある。線路両脇には、電線が何本か束になってあった。


 ホームの行き先案内を見ると、Waterloo(ウォータールー、フランス語ではワーテルロー)行きは7分後に出発とのことであった。なお、いつも利用していたグリーンパーク駅はその先になるため、行くことはできない。


 ジュビリー線の車内。基本的な造りはピカデリー線、セントラル線の車両とほぼ同じである。水色や黄色といった、カラフルな色使いが特徴的。

 出発時刻が近づくと、徐々に乗客の数も増えてきた。といっても始発の駅であるため、各車内は非常に空いていた。座席に座ることもできたのだが、リュックの盗難防止もあるので、連結部の扉脇の窓にある、立ち客用の腰掛に腰掛けた。ストラットフォード駅からは2つ隣のカニングタウン駅へ。


次の記事へ

前の記事へ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。