T.Shimada's Diary

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ロンドン滞在記(23) - ロンドンバス

2009年01月18日 19時12分11秒 | 出張・旅行
 カニングタウン駅(Canning Town Station)に到着。DLR(Docklands Light Railway:ドックランズ・ライト・レールウェイ)乗り場を見ると、やはり、入り口が閉鎖されていた。階段前に置かれていた案内には、次のことが書かれていた。


<< UNDERGROUND Service information >>
Date 15th-16th NOV 2008
Time ALL DAY
  DLR
NO DLR SERVICES FROM THIS STATION.
A REPLACEMENT BUS IS IN OPERATION.
BUS STOP E - BANK
BUS STOP D - KING GEORGE V AND BECKTON

訳)-----
<地下鉄 運行情報>
日付:2008年11月15日~16日
時間:終日
DLR
当駅からのDLRの運行はありません。
代替バスが運行中です。
バス停E - バンク
バス停D - キング・ジョージ・5 および ベックトン


 代替バスが出るとのことで、まずは改札へ。ここで、先ほどのカードタッチの問題が頭をよぎったが、何の問題もなく、改札を出ることができた。駅の出入り口からは、まっすぐ歩道があり、その両脇に各方面へのバス停があった。代替バスはどこから出るのかと探していると、"DLR Replacement"の案内板が出ていた。すでに列ができていたが、全員が代替バスに乗るわけではないようで、代替バスが来たときには、関係のある客のみがバスに乗り込んでいった。"Beckton! Beckton!"一昨日のように、交通局の職員が乗車を促していた。


 2階建てバスの車内、運転席横にあるオイスターカードのタッチポイントにタッチし、乗車。まもなくバスは出発し、DLRの高架沿いに走行した。5分くらい経っただろうか、「ExCeL(国際展示場)に行く人は居ないか?」との呼びかけがあったので、そばにあったベルを1回鳴らし、降車の合図を出した。するとバスは、DLRのカスタムハウス駅(Custom House Station)の近くのバス停に停車。大半に当たる4~5人ほどの乗客が、ここで降りた。


 国際会議が開催されているホテルは、バス停のすぐそば。迷うことなく辿り着ける。と、ここでビジネスマンの男女が「ExCeLはどこにありますか」と尋ねてきた。一昨日に一度行っていたので、身振り手振りも交え、DLR駅の歩道橋を渡れば行けますよ、との答えを伝えた。相手方も、高架の向こうに見えるExCeLの建物とDLRの駅を見て納得してくれたようで、"Thank you, very much!"と感謝の言葉を頂いた。まだまだ流暢な英語は話せないが、実地でのコミュニケーション経験がいかに大事であるかを少しでも理解できたような気がした。



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◎コラム9 - ロンドンバス

 ロンドンで有名な、赤い2階建てバス。市内は均一運賃(£2.00)である。

 バスにもオイスターカードが利用できる(大人1乗車£0.90)。乗車時にバス運転席の横にある黄色いタッチポイントにカードをタッチし、運賃支払いを行う。タッチは1乗車1回のみ行う。

 ロンドンバスでは、日本でのように、行き先の案内は一切行われない。そのため、予め行き先を確認し、事前に運転士・乗務員へ「近くのバス停に来たら教えてください」などと言っておくと良いそうである。降車する場合は、手すり等にあるボタンを1回押し、ベルを鳴らす。2回鳴らすと通過の合図となるため、注意したい。


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