T.Shimada's Diary

日々の話題、過去の話題から。

東京(1) - 10年ぶり

2006年03月17日 01時31分49秒 | 出張・旅行
 3月10日、金曜日。その日、自分は情報処理学会全国大会に参加するため、東京に行く事になっていた。東京へは中学校の修学旅行以来であり、約10年振りであった。

 朝7時半過ぎ、家を出て鯖江駅に。駅にて東京までの普通乗車券と特急券を往復分購入した。学割がきくとはいえ、往復分で約2万円はやはり高い。

 8:24のしらさぎ54号に乗り、一路米原まで。乗客は思ったより少なく、自由席には余裕があったので、座席探しには苦労しなかった。車内では外の景色を見つつ、発表資料に目を通していた。座席に余裕はあっても、自分に余裕はなかった。

 9:24、1時間ほどで米原駅に到着。朝だけあって、新幹線乗換え口には大勢の人でごった返していた。自動改札に長蛇の列ができていたので、ここでは駅員に乗り換え改札を受けた。9:28発の新幹線ひかり364号はすでに到着しており、自由席のある車両に急ぐ。ちょうど入ったところでドアが閉まり、定刻どおり東京に向けて出発した。大阪から乗る人が多いためか、席はほぼ埋まっており、ここでは相席を頼んで座席に座る。途中、名鉄の赤い電車や東海道線の車両に見とれながらも、やはり発表資料を見ての練習時間にほとんどを費やした。

 11:43、2時間余りかけて東京駅に到着。ここでは荷物を預け、会場のある新宿へ行くため、中央線に乗ることにしていた。しかし、問題は東京駅の大きさ・複雑さ。新幹線乗り場から八重洲口に出たものの、まずロッカーのある通路がどこにあるかが分からなかった。10分近くさまよい、ようやく北自由通路のロッカーに荷物を預けることができた。そこから丸ノ内北口の改札に入り、中央線乗り場へ。2線あるが始発駅なのでどちらでもよい、と事前に聞かされていたので、遅く来たほうに乗ることにした。「特快」という、福井では到底聞かれない運行形態のその電車は、止まる駅も少なく、10分余りで新宿に着いた。

 こうして12時過ぎに新宿駅に到着したのだが、再び問題が。地下道への道が分からなかったのである。会場であった工学院大学は、新宿駅からの地下道でつながっており、そこを利用することが出来る。しかし、人の多いこと、東京駅と同じく駅が大きく、複雑であったため、やはりさまようことに。しばらくして地上に出ると、そこには工学院大学の高層ビルが(写真)。仕方なく、雨の中傘を差して、地上から工学院大学へ向かった。

 後日談だが、大学の良く知る音声・制御のM先生から、東京駅や新宿駅で待ち合わせ、というのは慣れていない限り無謀だ、と言われた(やはり迷ったそう)。また、各駅自体、工事が行われていることもあり、それがより迷いやすい原因となっているらしい。北陸と違って、東京の発展は目まぐるしい。


(この話は 続きます


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