道東の名峰～斜里岳

　前回に引き続き女満別の丘からの眺望を紹介します。

　麦畑の後方中央に見える山が、日本百名山の一つ標高1,545mの斜里岳です。左に見えるのは、知床連山の連なりの端にある海別岳（ウナベツダケ 1,419m）です。

　丘を下った小清水町近辺の畑地帯から写した斜里岳です。写真で見るといまひとつこの山の荒々しさが伝わりにくいのですが、アップダウンする丘の道の合間から見えるこの山のシルエットはとても印象的です。

２１世紀の森 四季折々 ２００７年（夏～その１）

　ニセアカシアの花と香りが過ぎ去ったと思ったら、こんどはハシドイ（別名＝ドスナラ）の花が咲き淡い香りを森に放っています。この木は、ムラサキハシドイ（英名＝ライラック、仏名＝リラ）と同じモクセイ科です。


　この時期、普通に道沿いに見られる少し黄色がかった白い花の木は、大体がハシドイですので立ち止まって香りをかいで見てください。ライラックと同じような匂いがします。内地では（北海道では本州をさす）６月の梅雨の時期に路地裏などに漂うキンモクセイの香りを薄めた匂いに近いです。