夏の津別峠

　心地よい風が吹き抜けていく夏の津別峠に行ってきました。

　遥か遠くに見えているのは、北海道の屋根と呼ばれる大雪山系です。

　阿寒国立公園から連なる樹海の広がりを撮って見ました。後方の山は、今も噴火を続ける雌阿寒岳（標高1,499m）です。

　撮影中にエゾシカが森の中から現れたので、にらめっこの状態で撮りました。

２１世紀の森の四季折々 ２００７年（夏～その２）

　森の散策路に咲いている「クルマユリ」を紹介します。

このユリは、茎の中程についている葉が輪生状になるため「車百合」と名付けられたそうです。「エゾスカシユリ」が主に海岸近くに生えるのに対して、この「クルマユリ」は山地などの林や草原に多く自生しています。

花びらが極端に反っているのでなんだかイナバウアーを想像してしまいます。