第３８日うれしかった

うれしかった。

今日の
夕方のこと。

京都の千本三条から
気の向くまま
街を歩いていると
ちょこっとした広場がありました。

小学生高学年くらいの子供が７，８人
遊んでいました。

硬式テニスボールと木のバットで
遊びの野球をやっていたのです。

驚きました。

最近数年
公園でバットを振ったり、
硬いボールで遊んではいけないやら
さまざまな規制で
子供たちを縛り付ける大人が多い中
野球やっている少年を何年か振りに見たからです。

危ないやら
危険やら
大人の都合とエゴで
責任回避と言い逃れをする大人が多い中
その公園は何の張り紙もなかった。

個人的な意見ですが、
僕は、子供のころ
まわりの空き地や河川敷、
大きな公園や
草しか生えてない広場が
遊び場でした。

怪我しても
けんかしても
どろだらけになっても
熱射病になりかけても
突然のにわか雨でべたべたになっても
毎日楽しかった。

突然の雷雨、
みんなで土管の中に
隠れることで
親近感と仲間意識が生まれました。

遊びの中から
友達を見つけ出したし
悔しさやうれしさ
痛さやしんどさを
体で覚えたものです。

何もない広場で
角材をバットにして
中学校のテニスグランドのネットに
くっついてあるボールをとってきて
野球をしたものです。

そういった場所が
都会の片隅にひっそりと
むかしのまま残っていることが
うれしかったのです。

。。。。