昨日競馬で興奮したせいか、
眠れずにいました。
寒い夜空でしたが、
24時間営業のマックへ行くことに・・・。
歩いて10分くらいの近所にあるので
昔からお世話になっています。
小さいですが、喫煙席があるのと
駅から離れているので
やんちゃな子供が少ない点が評価できる点です。
40円でチケットショップで買ったコーヒーチケット、
たばことスポーツ新聞片手に
時間は午前1時20分過ぎ・・・・。
10分ほどして・・・
そんな小さなスペースの喫煙席に
同い年くらいの女性がやってきました。
世の中の不幸を全部背負ったような
疲れた表情をしていました。
でも、どこかで見た顔・・・。
「あっ・・・」
高校の同級生20年ぶり?
実は4,5年前に看護師免許の氏名変更届けを出しに
職場で顔を合わせていました。
その時に会ってなかったら
たぶんお互いに誰だか分らなかったでしょう。
彼女は今はタカラジェンヌの男役みたいなショートヘア、
昔はパフュームのかしゆかみたいな
おかっぱのロングヘアでしたし、
僕は茶髪の長めヘアでしたし・・・・。
「どうしたんな、エライ疲れた顔してるね~」
そう彼女に話したとたん
彼女が堰を切ったかのように話し始めた。
どうやら、新型インフルエンザが原因で職場がひっくり返っているみたいで
11月はまだ休みがないという話からマシンガンのように話が進みます。
深夜の2時間くらいの間に
僕は「たいへんやなぁ~」、「かわいそぉ~」など相槌を打つだけで
99対1くらいの会話キャッチボールでした。
病院のおもしろい内容の話でしたが暴言が多かった。
覚えていることを書きとどめておきます。
10月後半からインフル患者が
毎日60人~80人くらい来院して来て
11月になって1日100人件を超えるようになった。
特に死人が出たとニュースで報道があってから急に増加したらしい。
電話も100件以上毎日掛って来る。
新型インフルの問い合わせや予防接種関連のこと・・・。
中には内緒で自分だけワクチンを接種できるようにしてくれとか
医療関係者だけ接種できて市民には死ねということかとか
どうしようもない電話で何十分も粘り、
やっと切るかと思ったら
「患者を助けるのが病院の仕事やろうがぁ、
自分だけ助かればええんか!」と勢いよく切るそうだ。
診察時間もかなりの自称新型インフルエンザの患者がやって来て
ものすごく混雑しているらしい。
長いこと順番待ちすることも日常の出来事になったそう。
「この前一人の中年男がいつまで病人待たしてんねん!」
って口火を切ったら
「子供が重症化したらどうすんのよ!」
とヤングママが看護師にどなり始めたらしい。
待合室がパニック寸前になって更に治療が遅れてしまったそうです。
また、診察時間外もお構いなしにやって来て
タミフル出してくれとか自己診察して来るそうです。
「タミフルが効くのは48時間やろ、早く出してくれや!」とわめき散らす。
なんと朝6時過ぎだったらしい。
夜間救急救命から入って来てナースステーションにやって来た。
あまりにうるさいからまず熱を計ったら37度・・・。
インフルは38度以上の高熱が出る。
だからただの感冒の疑いが・・・。
そう説明しても自分は新型インフルなのでタミフル出せと
大混乱したらしい。
「仕事量が新型インフルのせいで3倍になった・・・。
休み返上でがんばっても毎日毎日文句ばっかり言われて
みんな疲れきっている・・・。
辞めたいって言ってる新人の子もいる。
でも、今辞められたらもっと仕事増えるから
みんなで励ましあってる現状。
明日もインフル外来の助っ人。
ほんとは休みの日。
このまま年末年始も休み無く働くんだろうなぁ・・・。
最悪だぁ。
それに、マスコミや保健所が無計画に上から言いたいこと言うから
現場は大混乱、いい迷惑やわ。」
彼女の話は、まだまださまざまな話が続きましたが、
内容を忘れてしまいました。
朝3時すぎ・・・話が途切れた時に
「そろそろ帰ろうか・・・」僕はそう切り出しました。
僕は、かなり疲れました。
それなのに彼女は、
バイクのヘルメットをかぶる時に見えたあの表情は・・・。
勝ち誇ったかのような充実した表情は
エネルギー充電完了みたいな風でした。
女の人は本当に不思議です。
女の人は話すとエネルギー補給になることは昔から知っていますが
まさかこの年になって、
こんなマックの深夜にコーヒーとたばこを肴に
40過ぎの女の人の充電器になるとは思ってもみませんでした。
でも、それとは逆に
久しぶりに少し誰かの役に立てたような気がしました。
若かりし日々を思い出しました。
「こんな風に話聞くだけで深夜まで
ファミレスで過ごしたことあったな・・・。」
まだ僕は社会の一員でいたのですね。
家に帰ったらもう4時でした。
月曜。
ゴミを出して、床に就きました。
。。。。。。
眠れずにいました。
寒い夜空でしたが、
24時間営業のマックへ行くことに・・・。
歩いて10分くらいの近所にあるので
昔からお世話になっています。
小さいですが、喫煙席があるのと
駅から離れているので
やんちゃな子供が少ない点が評価できる点です。
40円でチケットショップで買ったコーヒーチケット、
たばことスポーツ新聞片手に
時間は午前1時20分過ぎ・・・・。
10分ほどして・・・
そんな小さなスペースの喫煙席に
同い年くらいの女性がやってきました。
世の中の不幸を全部背負ったような
疲れた表情をしていました。
でも、どこかで見た顔・・・。
「あっ・・・」
高校の同級生20年ぶり?
実は4,5年前に看護師免許の氏名変更届けを出しに
職場で顔を合わせていました。
その時に会ってなかったら
たぶんお互いに誰だか分らなかったでしょう。
彼女は今はタカラジェンヌの男役みたいなショートヘア、
昔はパフュームのかしゆかみたいな
おかっぱのロングヘアでしたし、
僕は茶髪の長めヘアでしたし・・・・。
「どうしたんな、エライ疲れた顔してるね~」
そう彼女に話したとたん
彼女が堰を切ったかのように話し始めた。
どうやら、新型インフルエンザが原因で職場がひっくり返っているみたいで
11月はまだ休みがないという話からマシンガンのように話が進みます。
深夜の2時間くらいの間に
僕は「たいへんやなぁ~」、「かわいそぉ~」など相槌を打つだけで
99対1くらいの会話キャッチボールでした。
病院のおもしろい内容の話でしたが暴言が多かった。
覚えていることを書きとどめておきます。
10月後半からインフル患者が
毎日60人~80人くらい来院して来て
11月になって1日100人件を超えるようになった。
特に死人が出たとニュースで報道があってから急に増加したらしい。
電話も100件以上毎日掛って来る。
新型インフルの問い合わせや予防接種関連のこと・・・。
中には内緒で自分だけワクチンを接種できるようにしてくれとか
医療関係者だけ接種できて市民には死ねということかとか
どうしようもない電話で何十分も粘り、
やっと切るかと思ったら
「患者を助けるのが病院の仕事やろうがぁ、
自分だけ助かればええんか!」と勢いよく切るそうだ。
診察時間もかなりの自称新型インフルエンザの患者がやって来て
ものすごく混雑しているらしい。
長いこと順番待ちすることも日常の出来事になったそう。
「この前一人の中年男がいつまで病人待たしてんねん!」
って口火を切ったら
「子供が重症化したらどうすんのよ!」
とヤングママが看護師にどなり始めたらしい。
待合室がパニック寸前になって更に治療が遅れてしまったそうです。
また、診察時間外もお構いなしにやって来て
タミフル出してくれとか自己診察して来るそうです。
「タミフルが効くのは48時間やろ、早く出してくれや!」とわめき散らす。
なんと朝6時過ぎだったらしい。
夜間救急救命から入って来てナースステーションにやって来た。
あまりにうるさいからまず熱を計ったら37度・・・。
インフルは38度以上の高熱が出る。
だからただの感冒の疑いが・・・。
そう説明しても自分は新型インフルなのでタミフル出せと
大混乱したらしい。
「仕事量が新型インフルのせいで3倍になった・・・。
休み返上でがんばっても毎日毎日文句ばっかり言われて
みんな疲れきっている・・・。
辞めたいって言ってる新人の子もいる。
でも、今辞められたらもっと仕事増えるから
みんなで励ましあってる現状。
明日もインフル外来の助っ人。
ほんとは休みの日。
このまま年末年始も休み無く働くんだろうなぁ・・・。
最悪だぁ。
それに、マスコミや保健所が無計画に上から言いたいこと言うから
現場は大混乱、いい迷惑やわ。」
彼女の話は、まだまださまざまな話が続きましたが、
内容を忘れてしまいました。
朝3時すぎ・・・話が途切れた時に
「そろそろ帰ろうか・・・」僕はそう切り出しました。
僕は、かなり疲れました。
それなのに彼女は、
バイクのヘルメットをかぶる時に見えたあの表情は・・・。
勝ち誇ったかのような充実した表情は
エネルギー充電完了みたいな風でした。
女の人は本当に不思議です。
女の人は話すとエネルギー補給になることは昔から知っていますが
まさかこの年になって、
こんなマックの深夜にコーヒーとたばこを肴に
40過ぎの女の人の充電器になるとは思ってもみませんでした。
でも、それとは逆に
久しぶりに少し誰かの役に立てたような気がしました。
若かりし日々を思い出しました。
「こんな風に話聞くだけで深夜まで
ファミレスで過ごしたことあったな・・・。」
まだ僕は社会の一員でいたのですね。
家に帰ったらもう4時でした。
月曜。
ゴミを出して、床に就きました。
。。。。。。