役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

KYって おかしな言葉

2010年03月26日 22時13分41秒 | Weblog
「KY」・・・空気読めないという意味らしい。
若者の間で流行ったらしい言葉。

知ってはいましたが
すごく違和感がある言葉だと思っていました。

例えば
お葬式の参列者の中に
アロハシャツに短パン、サンダル姿で
平然としているやからが
「KY」空気読めないというのだと思っていました。

しかし、実際は
この言葉が使われる場面は
もっと普段に近くて
高校生などが
みんなと同じことをするように意見が出揃ったときに
違ったことを言って場を盛り下げるような場面で
使うというのらしい。

個人的な意見ですが
こんな「KY」などという言葉は
早く無くなった方が良いと思います。

人が違う考えを持っているのは
当たり前で、
その中からいろいろな議論を交わして
調整したり交渉したりするのが当たり前と思います。

すべての人が自分が思う事と
同じ意見を持っているなんて
あり得ないし
期待することはあっても
押し付けることなんて
さらにあり得ないと思う。

このことが「KY」であると言うなら
私はKYで良いと思う。

数多くの意見や主張を出し合い
そこから議論し交渉することなくして
人の社会なんかあり得ないと思うからです。

KYなどという言葉が
世の中に出てくるのは
たぶん日本だけのような気がします。

なんだか心配です・・・。

例えば、
ムスレムの国でも
キリスト教の国でも
ヒンズー教の国でも
海外旅行が好きな日本人は多いのですから
一度質問してみれば良い。
「あなたの国の好きな所はどこですか?
 なぜ好きなのですか?」と。
ものすごく熱く語ってくれます。

逆に日本人に同じ質問を聞きたい。

すぐに答えられないでしょ・・・・。
しかも熱く答えられないでしょ。

まずは人の意見を聞いてからでないと
「KY」と思われると心配するから
熱く語れないのです。
自分の意見を持って
交渉(議論)する土壌がないから
答えを用意出来ていないのです。


。。。。。

偶然は努力した人達の架け橋

2010年03月26日 02時16分31秒 | Weblog
今日、関西に戻って来ました。
なにか懐かしい雰囲気の住み慣れた街並み。
夜ごはんを食べにお出かけしました。

ふと目線が行ったのですが・・・
幸せそうな家族連れを見かけました。

どこかで会ったような・・・

記憶の図書館から
思い出を引き出すのに数秒・・・
思い出しました。
2人とも級友です。

確か・・・
しょちゅう喧嘩していて
別れたとか
復活したとか
くっついたり離れたり・・・。

ただ、傍から見ていて
素直になれてないだけで
面と向かって
正直に話せないだけに見えていました。

確か
社会人になって
勤務が遠方になって
離れ離れになったはずなのに・・・。

知らないうちに
くっついてたんですね。

離れてお互いの気持ちが
確認できたからなのか、
それとも偶然が結びつけたのか・・・

ある映画でのフレーズを思い出しました。

偶然は努力したものにしか訪れない。

たぶん・・・
二人を惹き会わした「偶然」は
何らかの努力によって
架け橋となって訪れたのでしょう。

微笑ましい限りの家族の姿を見て
優しい気持ちになりました。

。。。。

普天間基地関連の報道に思うこと

2010年03月26日 02時05分59秒 | Weblog
今日のニュース番組で
普天間基地の移設問題の
政府の方針が固まってきたとの報道がありました。

はっきり聞いていたわけでないので
完全に覚えていませんが、
どうやら
現在の普天間基地の機能の
50パーセント程度の割合を
鹿児島に移して
さらに辺野古沖に小さい基地を作るということで
アメリカに納得してもらうという案らしい。

この案には驚ろきました。
まさかこんな案が出てくるとは思いませんでした。

この案には欠陥があります。

それはアメリカが
何故沖縄にこだわるかということなんです。

沖縄に基地があることに意義があるのです。
中国や北朝鮮ほかアジア諸国に近い
アメリカの軍事拠点であるという意味合いが
彼らにとって一番重要なことなのです。

アメリカのは4軍隊があり
陸・海・空・海兵隊とあります。
その中でも
沖縄には有事のときに
上陸作戦で一番先陣を切る海兵隊部隊があるのです。

そんな基地を
彼らにとって
好立地の沖縄から機能を分散して
別の場所に移すとなると
猛反発を食らうはずです。

今後、この問題は
沖縄だけの問題ではなくなる可能性があります。

70年代80年代の貿易摩擦で
アメリカが強硬手段に出てきたように
今後、経済制裁、
例えば牛肉の輸入制限をしたり
値を10倍にするとか・・・・
穀物も同様にしてきたりとか・・・。

もっと別の手段で報復してきたり・・・
例えば、
イルカを食べる非人道的食習慣とか批難したり
サメやマグロ、クジラの捕獲を全面禁止へ
圧力をかけてきたり・・・。

また、安保体制の見直し他、
有事の場合、
アメリカが日本を守るという体制を
放棄する方向に持っていくと圧力を掛けるかもしれません。

基地問題ほか
軍隊とか武装とか
治安部隊とか
徴兵制とか
いろいろな面で
憲法改正を含めて
現行の安保体制では
そろそろ破綻が出てきているような気がします。

良い機会です。
こういった外交問題すべてひっくるめて
早急に対策を打たないとダメな時期に来ていると思います。

政府が出来ないのなら
最終的には国民投票でけりをつけて
賛否両論マスコミも巻き込んで
国民すべてが大論争すればいいと思います。

あくまで個人的な意見です。

世の中、話し合いですべてが解決するはずがない。
そう思います。
畏怖の念と敬意がなければ人は従いません。
ある程度の武器は必要です。
武器・・・言葉やペン、知識他もちろん弾薬も含みます。

平和な日本でも
警官は拳銃と警棒を所持しています。
すべて話し合いで解決できないことは
実は誰もがわかっていることだと思います。

これからの我が国の方向性を論議することは
とても重要なことだと思います。

戦争の準備をしろと言っているのでは
絶対にありません。
1900年代初頭の治安維持法など
最悪な法律です。
あくまで平和的解決が一番です。
ただ、ある程度の武器の携帯は必要なことだと
言っているのです。

そして経済大国日本として
自立した国として
世界に通じる国になってほしいのです。

ただ・・・・、
現状を見ていると
普天間基地の問題は
「対岸の火事」くらいの感覚の政治家が
多いような気がします。
本土の国民もそうです。
きっと・・・
「大きな問題と言われても
 自分の人生で
 別に今まで何の不都合もいなかったけど・・・」
そんな声が聞こえてくる感じです。

なんでしょうね、
この緊張感のなさは・・・。
大きな顔したおっさん政治家は
今日も
のうのうと小馬鹿にしたような話し方で
インタビューに答えていました。
「小泉劇場総選挙で郵政民営化は
 国民が賛成したため
 官から民へと移行した。
 選挙で結果が出たはず」
聞いたとき「??」そんな感想でした・・・。

予算が成立したのは良いことですが・・・

あるアンケートの結果では
子供手当のばらまきより
保育園に子供を預けたい待機児童の数を減らす施策を
出してほしいとの意見が
子育て世代の半数をしめたように
政府の対応が
なぜか
ピントがずれてきているような気がしてなりません。

さて今後どうなるか・・・

。。。。。