秋風に揺れる可愛らしいコスモスの花々を見ておりますと、
とてもやさしい気持ちになりますね。
秋に咲いて、花の形が桜に似ていることから、
秋桜(あきざくら)という和名でも親しまれています。
「ぽつぽつと お手玉はやり 秋桜」
昭和時代に活躍された俳人「阿部 みどり女(あべ みどりじょ)」が詠んだ句です。
◎秋桜→この句の読みは「あきざくら」です。
私が小学校5・6年生の頃(昭和時代)・・・
10月中旬を過ぎますと、だんだん寒くなり、
教室では「お手玉」や「あやとり」遊びがはじまります。
9月下旬頃に、お友達と数珠玉(じゅずだま)を採りに行き、
おばあちゃんと一緒に、着物の端布でお手玉を作っていたことを懐かしく思います。
ちなみに「お手玉」は、1200年程前の平安時代の頃から、
女の子の遊びとして、ずっと親しまれてきたそうです♡