発足したばかりの野田内閣ですが、なかなかうまくいかないようです。
前原さんのアメリカでの先走った発言、山岡大臣の献金問題、そして今度は鉢呂経産大臣の致命的な「放射能をうつすぞ」、「死の町」失言。
亡くなった多くの方、いまだに行方不明の方たち、また家や土地をはじめすべてのものを置き去りにして避難しなければならなかった被災者たち。
そんな人たちの思いを胸に、復興のために現地視察に行ったのではなかったのか。
私も8月のお盆に海岸まで行ってみました。そこはがれきは撤去されていましたが、建物の基礎はまだそのままでした。アンカーボルトがあっちに曲がったり、こっちに曲がったり、ホールダウン金物まで基礎の途中から抜け出でいたりと、そこそこ高い防波堤を乗り越えてきた津波の恐ろしさを十分に想像できました。
これ以上立ち入り禁止と言う事で、警備員にUターンを命じられました。
確かに異様な雰囲気でしたが、だからと言って「死の町」という表現にはならない
でしょう。避難を余儀なくされている人たちも不安に耐えながら一生懸命生きています。原発から離れた福島の人は心配しながらも、米を作り、野菜を作り、果物をつくり、酪農もし、その他毎日一生懸命頑張って生活しているのです。
原発の所管は経産省? 彼は何をしに行ったんですかね。
辞任ではなく罷免に値するのでは。