友さんの徒然日記

日々の出来事を、嬉しい時には嬉しいように、不快な時にはそれなりに、思った事を飾らずに綴ってみたいと思います。

福島県産というだけで

2011年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝の新潟日報の記事を読んで、ガーン。愛知県日進市での花火大会の事でした。

打ち上げ予定の2千発の中に、東日本大震災で被害にあった岩手、宮城、福島の三県産の花火を復興支援の意味を込めて打ち上げようとしたところ、「放射能を拡散させるのか」といった苦情が20件も寄せられ、福島県でつくられた80発だけ打ち上げを中止して、愛知県内産と入れ替えたと言う事でした。

 ちょっと前に福岡だったかであった野菜の問題と一緒で、福島というだけで嫌がられてしまいます。花火の中に放射能が詰まっていると本気で思っているのだろうか?

 福島ナンバーを見ただけで嫌がる人もいると言う事ですから全く話にならず。

そういう人たちは、鉢呂前経産省の「放射能うつすぞ」みたいな発言を聞いても、多分何とも思わないのでしょうね。

 福島の人たちは、みんなが大きな大きな不安に耐えながら毎日一生懸命生きているのです。

 もう、気持ちを分かってくれなんて思いませんが、せめてもう少し冷静に判断して貰いたいと思います。そうしたら、花火の中に放射能なんて発想は出てこないと思うのだが。

 11月に田村高校のクラス会があります。地元で頑張っている連中がこんな時だからと企画してくれました。当然、行こうと思っています。