8/13 DVDにて鑑賞。
評価・・・★★★★☆ 4.5
<あらすじ>
ロスで人質交渉人だったタリー(ブルース・ウィリス)は、ある事件で犯人を死亡させないために慎重になりすぎたあまりに、結局、人質も犯人も死なせてしまった。
そのことで心に傷を負ったハリーはロスを離れ、大きな犯罪事件のない田舎町の署長を務めていた。
ある日、町の中心部から離れた場所に建つ豪邸に少年3年組が自動車強盗目的で侵入するが、警官射殺事件に発展し、犯人の少年達は豪邸に立て籠もってしまう。
捜査を上位の捜査機関に引き継いだ帰り道、タリーは何者かに襲われ、妻と娘の命と引き替えに、立て籠もり事件の起こった豪邸からあるものを探すように迫られるが・・・
タリーが妻と娘を救出するために奮闘するストーリーと、豪邸に住む幼い姉弟と犯人の少年達との息詰まるやりとりの2つのストーリーが同時進行していて、すごくおもしろかったです。
姉弟と犯人の少年達の方のストーリーについては、これだけで1本の映画になりそうなくらいでした。高校生の姉に執着する1人の少年がなんとも気味が悪いのです。異常性格者という感じで、コイツが警官に発砲したばかりに事件が大きくなってしまいます。意外にも小学生の弟が大活躍。
この弟くんと、気味の悪い少年がストーリーを引っ張っていました。ブルース・ウィリスはかっこよかったけど、ちょっと物足りない役柄だったかも。もっと活躍するシーンをプラスしてあげてほしかった。
ちなみに、ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘が、タリーの娘役で出演しています。個性的な顔立ちでした。